ブランド物で並行輸入した製品は買い取ってもらえる?

2022.11.24

ブランド物で並行輸入した製品は買い取ってもらえる?

 

1 並行輸入品とは?

1.1 正規品とは流通ルートが異なる

1.2 入手しやすく安価である

1.3 希少価値の高い製品が流通している

 

2 ブランド物で並行輸入した製品が買取で不利な3つの理由

2.1 偽物の可能性が高いから

2.2 並行輸入品は保証が少ないから

2.3 並行輸入品より正規品の方が需要があるから

 

3 ブランド物で並行輸入した製品を買い取ってくれやすい店舗の特徴

 

4 ブランド物で並行輸入した製品を高く買い取ってもらうコツ

4.1 箱や保証書などの付属品を保管しておく

4.2 できるだけ早く査定に出す

4.3 並行輸入品の買取実績がある店舗を選ぶ

 

5 並行輸入品の買取ならRiZへ

 

「並行輸入したブランド物は、買い取ってもらえるの?」

 

こちらの記事ではこのような疑問に応えていきます。並行輸入品のブランド物の買取りを検討している方は参考にして下さい。

 

1 並行輸入品とは?

まず並行輸入品とは何なのか、3つの特徴を紹介します。

 

1.1 正規品とは流通ルートが異なる

通常、正規品は各ブランドの日本支社や代理店を通して販売されます。一方で並行輸入のブランド物は、正規の流通ルートとは異なるルートで輸入・販売されます。

 

つまり、並行輸入品と正規品の主な違いは「流通ルート」ということです。具体的な違いとしては、製品に付属している説明書がわかりやすいでしょう。正規品は日本人向けに販売することを前提にしているため、説明書が日本語に翻訳されているのが一般的です。

 

その点、並行輸入品は海外向けに販売されている製品を仕入れて、国内に輸入して販売しているため、説明書が外国語のままであることが多いです。このように細部の違いこそありますが、本来並行輸入品は「流通ルートの異なる本物の製品」のことを指します。

 

1.2 入手しやすく安価である

次に、並行輸入品の特徴として「入手しやすく安価である」ことが挙げられます。

 

安価で売れる大きな要因の1つが「円高」です。並行輸入品を仕入れる業者は、円高時に安価で仕入れることができるため、結果的に日本で販売している正規品よりも安価で売られることがあります。

 

一概に正規品だけが本物であるとは言えないため、ブランド物を安く買いたい人にとっては並行輸入品はお得な商品ということになります。例えば、並行輸入品を扱っていることで知られる「ドンキ・ホーテ」の店頭には、海外で仕入れた並行輸入のブランド物が数多く並んでいます。

 

1.3 希少価値の高い製品が流通している

並行輸入品の3つ目の特徴として、「希少価値の高い製品が流通している」点が挙げられます。ブランドによっては、日本で未発売または未入荷の製品が流通していることもあります。

 

そのような希少価値の高い製品がきちんと本物であることを証明できれば、買取の査定時に高い評価を受ける可能性があるでしょう。正規店で購入できない製品や元々流通量が少ない製品は、定価と同等の金額で取引される場合もあります。

 

2 ブランド物で並行輸入した製品が買取で不利な3つの理由

続いて、並行輸入品が買取の査定で不利になりやすい理由を3つ解説します。

 

2.1 偽物の可能性が高いから

1つ目の理由は、「偽物の可能性が高いから」です。

 

並行輸入品はAmazonや楽天の他、多くのネット通販サイトで取扱いされています。しかし、正確な仕入れ先の情報が不明瞭であることも多く、「並行輸入品」と謳って偽物が売られていることも少なくありません。

 

査定時に偽物であることが判明すれば、当然買い取ってもらうことは不可能です。

 

2.2 並行輸入品は保証が少ないから

2つ目の理由は「保証が少ないから」です。

 

正規店でブランド物を購入した場合は、ギャランティーカードと呼ばれる保証書がついてくるのが一般的です。カードには購入日や店舗名、シリアルナンバーや購入者名などが記載されています。

 

しかし、並行輸入品の場合はギャランティカードこそついていたとしても、それらの購入情報を記載してもらうことはありません。保証書は査定時にブランド物が本物であることを示す重要な証拠の1つであるため、並行輸入品は不利にはたらきます。

 

2.3 並行輸入品の需要が少ないから

3つ目の理由は「需要が少ないから」です。

 

「並行輸入品=偽物」という悪いイメージが先行していることもあり、中古市場では並行輸入品より正規品の方が需要が高い傾向にあります。実際、同じブランド物だったとしても、正規品より並行輸入品の方が買取価格は低くなりやすいものです。

 

購入者としてもギャランティカードがついている方が安心して買えるため、正規品の方が需要が高くなります。

 

3 ブランド物で並行輸入した製品を買い取ってくれやすい店舗の特徴

並行輸入品を買い取ってくれやすい店舗の特徴は、「規模が大きいこと」です。

 

なぜなら、規模が大きい店舗は通常の店舗よりも多くの製品を取り扱う必要があるためです。並行輸入品だとしても、買取の対象にしてもらえる可能性があるでしょう。

 

また、「並行輸入品の査定経験が豊富な鑑定士」の存在も重要です。並行輸入品の査定には高い技術力が必要であり、慣れた鑑定士がいない店舗は、そもそも並行輸入品の買取を断っていることもあります。

 

4 ブランド物で並行輸入した製品を高く買い取ってもらうコツ

並行輸入したブランド物を高く買い取ってもらうためには、以下の3つのコツを押さえておきましょう。

 

4.1 箱や保証書などの付属品を保管しておく

正規品の査定の時と同様に、箱や布袋、保証書などの付属品はきちんと保管しておきましょう。査定でプラスの評価を得やすいですし、正規品と同等の買取価格がつく可能性もあります。

 

4.2 できるだけ早く査定に出す

ブランド物にはトレンドがつきものです。長年買取相場が安定している製品も一部ありますが、多くのブランド物の買取価格はトレンドに大きく影響を受けます。そのため、需要があるうちに早く売ることで高く買い取ってもらえる可能性が高まります。

 

4.3 並行輸入品の買取実績がある店舗を選ぶ

ブランド物の査定結果は、買取店舗や鑑定士によって差が出るものです。中でも並行輸入品の査定は鑑定士の腕次第で結果が大きく変わるため、適正に査定できる鑑定士が不在の場合は、相場より安い買取となる可能性があります。

 

買取店のサイトをチェックして、事前に並行輸入品の買取実績があるかを調べてから、査定に出すことをオススメします。

 

5 並行輸入品の買取ならRiZへ

RiZには買取実績が豊富なスタッフが多数在籍しており、並行輸入品の査定に関しても安心してお任せいただけます。

 

また、店舗買取の他に出張買取や「カンタンLINE買取」といったサービスもご用意しています。中でもカンタンLINE買取は、対象商品の写真を送るだけで査定依頼が完了するため、大変ご好評いただいています。

 

並行輸入されたブランド物の買取を検討されている方は、ぜひRiZにご相談くださいませ。

 

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