電池切れの時計は売れるがデメリットに要注意

             
             2024.10.21
 (最終更新日:2024.10.21)

電池切れの時計は買取可能な場合もありますが、いくつかのデメリットがあります。

特に、リサイクルショップには時計買取の専門家がいないのが一般的で、電池切れと故障の区別がつかず、査定額が低くなりがちです。

そこでこの記事では、電池切れの時計が高く売れないときの理由や、高く売るための店舗の見極め方、高く売るコツなどを解説します。

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電池切れの時計は売れるがデメリットがある

電池切れの時計は、売却できる場合もありますが、いくつかのデメリットが存在します。

時計専門の買取業者では、電池切れでも買取対応可能なことが多いですが、リサイクルショップのような一般的な店舗では、査定が難しい場合があるので注意が必要です。

また、リサイクルショップでは電池切れか故障かの判断が難しく、査定額が低くなりがちです。

電池切れによる液漏れなどのリスクも考慮されるため、買取価格が相場より低くなる可能性があります。

電池切れの時計が売れないときの理由

電池切れの時計の買取を断られた場合、以下のポイントが要因となっていることが多いです。

動作不良の原因が電池切れかどうかわからない

電池切れか故障かを判断できない場合、買取が難しくなります。持ち主は単なる電池切れだと思っていても、実際には内部部品の破損や故障が原因で動かない可能性もあるためです。

特に、時計専門でない店舗では、こうした動作確認ができないため、リスクを避けるために買取を断ることがあります。

一方で、時計専門の買取業者であれば、電池切れかどうかを的確に診断し、修理やメンテナンスを通じて時計の価値を正確に見極めるスキルがあるため、査定額が上がることがあります。

保管状態がわからない

電池が切れている時計の場合、保管状態が不明なことが多く、それがリスクとなります。

湿気や熱など、劣悪な環境で保管されていた場合、内部にダメージが蓄積されている可能性があり、修理が必要になることも考えられます。

このようなリスクを回避するため、買取を拒否する業者も少なくありません。

液漏れの可能性がある

電池切れの時計は、放置している間に電池が液漏れを起こしている可能性があります。

液漏れが起きると、内部の部品が腐食し、修理費用が高額になるだけでなく、場合によっては修理不可能な状態になることもあります。

特に、時計専門でない業者では、このリスクを避けて買取を拒否するケースが多いです。

電池切れの時計を売るための店舗の見極め方

そもそも時計を高く売るには店舗選びが重要ですが、電池切れの時計の場合はさらに重要度が増します。以下が、店舗選びのポイントです。

実績豊富な店舗を選ぶ

時計の買取実績が豊富な店舗は、電池切れの時計でも適切な査定を行ってくれる可能性が高いです。

実績豊富な店舗では、多くの時計を取り扱ってきた経験から、電池切れであっても価値を見極められる技術と知識を持っている見込みがあるためです。

査定の設備が充実している

電池切れの時計は、故障と見分けがつかないことがあるため、時計の状態を正確にチェックできる設備を備えている店舗を選ぶことが大切です。

特殊な設備がある店舗では、電池切れか故障かを正確に診断できるため、電池切れ時計でも高額査定が期待できます。

自社の修理工房がある

自社で修理工房を持つ店舗は、電池切れ以外の故障があった場合でも、低コストで修理対応が可能です。修理コストが抑えられる分、買取額にもプラスの影響が出やすいでしょう。

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電池切れの時計の買取相場

電池切れの時計は、正常に動作する時計と比べて買取相場が低くなりがちです。特に、一般的な時計やブランド価値の低い時計は、ジャンク品扱いになることが多く、査定額がほとんどつかない場合もあります。

しかし、高級ブランド時計の場合は、電池切れでも買取価格が付くことがあります。買取相場はブランドや故障の状態によって異なりますが、数千円から数万円程度が目安です。

たとえば有名な高級時計のロレックスの場合、電池切れであっても高いブランド価値があるため、比較的高額で買取されることが多いです。

なお、ロレックスは一般的に自動巻きや手巻き時計が多いため、電池切れの心配はそれほど必要ありません。

一般的に買取相場が低いと言われるクォーツ式のロレックスだったとしても、他のブランドと比べて高い買取価格が期待できます。

ロレックスの具体的な買取相場は、モデルや状態によって異なりますが、電池切れの状態でも数十万円の査定がつくことが多いです。

ロレックスは中古市場で常に人気が高く、価値が下がりにくいことから、電池切れだとしても需要は十分に期待できます。

電池切れの時計を少しでも高く売るコツ

電池切れの時計でも、工夫次第で買取価格を高くすることが可能です。以下のポイントに気を付けることで、買取額のアップが期待できます。

汚れを落とす

時計の表面やベルトの汚れをしっかりと落としましょう。査定の際に時計の状態は重要なポイントであり、汚れが少ない時計はそれだけで高評価につながります。

金属部分は傷を付けないように柔らかいクロスで磨き、ベルト部分は適切な方法で清掃してください。

付属品も査定に出す

時計購入時の付属品がある場合は、必ず一緒に査定に出しましょう。箱や保証書、余ったコマや替えベルトなどが揃っていることで、時計の価値が証明され、査定額が上がる可能性が高くなります。

売るタイミングに注意する

時計の買取価格は、需要が高まる時期に売ることで上がりやすくなります。

例えば、就職や入学シーズン、ボーナス時期などは時計の需要が増えるため、買取価格が上がる傾向があります。

また、円安の時期には、海外ブランドの時計の買取価格も高くなることがあるため、為替の動きにも注目してタイミングを見極めることが重要です。

複数の業者で査定する

複数の買取業者で査定を受け、比較することも大切です。業者ごとに査定額が異なることがあり、交渉の余地も生まれます。

他の店舗での査定額を伝えることで、買取価格を上げてもらえる場合もありますので、必ず複数の業者に依頼しましょう。

電池切れの時計の買取に関してよくある質問

最後に電池切れの時計の買取に関してよくある質問に回答します。

時計の電池は査定前に交換した方がいいですか?

電池切れの時計を査定に出す際、電池交換をしてから出すべきか悩む方は多いですが、基本的には電池交換をしないで査定に出すことをおすすめします。

電池交換をしても時計が動かない場合、内部の故障が原因かもしれません。その場合、修理費用がかかるだけでなく、査定額を下げてしまう可能性もあります。

その点、専門の買取業者であれば、電池交換をしていない状態でも適切に査定をしてもらえます。内部に問題がなければ、電池交換を後で行っても問題ありません。したがって、電池交換は業者に相談してから行うのがベストです。

電池切れの時計でも保証書があれば買取価格は上がりますか?

電池切れの時計でも保証書や付属品が揃っている場合、買取価格が上がる可能性があります。

保証書は時計の正規品であることやメンテナンス履歴を証明できる重要な書類ですので、査定時に持参することをおすすめします。

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この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔(Kuwahara Tsubasa)

1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。