使わなくなった服や家具、家電などの買取サービスとして有名なセカンドストリートですが、実は不用品なら何でも買い取ってくれるわけではありません。
そこで本記事では、セカンドストリートで買取不可の衣類の特徴を紹介します。古着の買取を検討している人は参考にしてください。
セカンドストリートで買取不可の衣類の特徴
まずは、セカンドストリートの公式サイトの内容を基に、買取不可とされている衣類の特徴をジャンル別に紹介します。
カジュアル編
男女ともに、一般的な衣類で買取不可のものは以下の通りです。
- 和服・学校制服・職業制服(例:看護師の制服)
- ドレス・官給品(例:自衛隊や警官などの公務員支給制服)
- 使用済みの水着・アンダーウェア
- たばこや香水等の強いニオイが付着しているもの
- 破れや虫食い、穴あきがあるもの
- 脇汚れ、衿汚れ、袖口汚れ、汗シミが著しいもの
- 著しく着用感や使用感があるもの
- カビ臭やカビがあるもの
- ブランドタグや内タグが付いていないもの
- サイズ直しが著しく既製サイズと異なるもの
- デザインや形状が古いもの
ラグジュアリーブランド編
ラグジュアリー系の衣類で買取不可のものは以下の通りです。
- 和服、学校制服、職業制服(例:看護師の制服)、ドレス、官給品(例:自衛隊や警官などの公務員支給制服)
- 使用済みの水着、アンダーウェア
スポーツ・アウトドア編
スポーツ・アウトドア系の衣類で買取不可のものは以下の通りです。
- 職業制服・官給品(自衛隊・警官などの公務員支給制服)
- 使用済みの水着・アンダーウェア
参考:買取ができないお品物:衣類(レディース)|セカンドストリート
セカンドストリートで買取不可の衣類を処分してもらえる?
ここでは、セカンドストリートで買取不可の衣類を処分してもらえるのかを解説します。
ECO買取が可能なことがある
セカンドストリートの「店舗買取」では、買取不可のものでもECO買取が利用できる場合があります。
基本的に、セカンドストリートが買い取れないものは持ち帰りとなりますが、一部店舗では「店舗買取で値段の付かなかった洋服類」を引き取り、ECO買取として処理してくれるのです。
ECO買取は、店頭に並べるのが難しいコンディションの服を「1着1円」で買い取るセカスト独自の取り組みです。なお、買い取られた服はウエスなどに加工され、海外へ輸出されます。
宅配買取では処分不可
宅配買取で買取不可となった場合、基本的には送料無料で返却されます。ただし、宅配買取で「取り扱い不可」となっているものを送った場合、送料着払いで返却されることがあるので注意が必要です。
また、宅配買取は基本的にブランド古着のみが対象で、ファストファッションやノンブランド品は対象外となっています。
出張買取では処分不可
宅配買取を利用する際は、指定されたダンボールサイズに入らないものも買取不可となります。
セカンドストリートの宅配買取では、「高さ・長さ・奥行」の3辺が160センチ以内の段ボールでなければ発送できません。
また、衣装ケースのような大きいものを丸ごと送ることもできません。宅急便の最大サイズが適用されるため、上記のサイズに収まらない商品は宅配買取の対象外となります。もし多くの衣類を送りたい場合は、複数個の段ボールに分けて発送しましょう。
セカンドストリートを利用する際の注意点
買取不可の商品を把握しておくこと以外にも、セカンドストリートを利用する上での注意点があるので、いくつか紹介します。
査定時間の確認
セカンドストリートの店舗で買取を依頼する際は、査定にかかる時間を事前に確認しましょう。
店舗の混雑状況や査定点数によっては、査定完了までにかなり時間がかかることがあります。事前に電話やオンラインで査定時間の目安を確認すると、無駄な待ち時間を避けられるでしょう。
身分証明書の準備
買取を依頼する際は、原則として身分証明書の提示が必要です。運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど、有効な身分証明書を忘れずに持参しましょう。
未成年の場合は、保護者の同意書が必要な場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。
事前の相場確認
買取価格に納得できるように、事前に売りたい商品の相場を確認しておきましょう。
セカンドストリートの公式サイトや他の買取業者のサイトを利用して、同様の商品がどの程度の価格で取引されているかを把握しておくと、査定額が適正かどうか判断しやすくなります。
付属品の有無
商品の付属品(箱、説明書、保証書、付属品など)を揃えておくと、査定額がアップすることがあります。
特にブランド品や家電製品の場合、付属品が揃っていることが高評価につながるため、可能な限り準備しておきましょう。
店舗の買取強化アイテムをチェック
セカンドストリートの各店舗では、時期やキャンペーンによって買取強化アイテムが異なります。
店舗の公式サイトやチラシで買取強化中のアイテムをチェックし、該当するものがあればそのタイミングで売却すると、高額査定が期待できます。
ブランド物の衣類を売るなら専門業者がおすすめの理由
ブランド物の衣類を売る際には、専門業者を利用することを強くおすすめします。その理由は以下の通りです。
査定士の知識が豊富だから
ブランド物の衣類を正確に評価するには、そのブランドやデザイン、素材について深い知識が必要です。専門業者にはブランドに精通した査定士が在籍しており、それぞれのアイテムの価値を正確に見極められます。
その点、一般的なリサイクルショップでは、このような専門知識を持った査定士がいないことが多く、適正な価格での買取が期待できません。
買取価格の相場が高いから
専門業者は、ブランド物の衣類に対する市場の動向や相場に詳しく、常に最新の情報を把握しています。そのため、一般的なリサイクルショップに比べて高い買取価格を提示できることが多いです。
また、専門業者はブランド品を求める顧客層をしっかりと確保しているため、高価買取が可能です。さらに、専門業者はブランド物の再販ルートを豊富に持っているため、流通経路を最大限に活用して買取価格を引き上げることもできます。
信頼性が高いから
多くの専門業者は、長年の実績と顧客からの信頼を築いており、適正な取引を行うことを重視しています。
また、専門業者はブランド物の偽物を見分ける能力にも優れており、正規品であることを確認した上で買取を行います。そのため、売主にとっても安心して取引を進められるでしょう。
ブランド物の衣類を高く売るコツ
ブランド物の衣類を高く売るためには、以下の3つのポイントを押さえることが重要です。
シーズン前に売る
ブランド服を売るタイミングはとても重要です。例えば、夏物衣類は春までに、冬物衣類は秋までに売ると査定額が上がりやすくなります。
コートを例にとると、冬のシーズン前に売るとすぐに買い手がつきやすいため高額買取が期待できるでしょう。
しかし、シーズンが終わった後に売ると、お店は次のシーズンまで保管しなければならないため、買取額は下がります。
このように、売るタイミングが査定額に影響を与えるケースは多いので注意が必要です。
複数の業者に依頼する
ブランド物の衣類の買取は、買取店によって買取額に大きな差が出ることがあります。そのため、少しでも高く売るためには、複数の業者に査定を依頼し、買取額を比較することが重要です。
キャンペーンを利用する
業者によっては、期間限定のキャンペーンが実施されていることもあります。まとめて査定すると買取額がアップしたり、特定のブランドの買取を強化したりといったキャンペーンです。
店舗のホームページやSNSなどで情報を事前にチェックして、こういったお得なタイミングを逃さないようにしましょう。キャンペーンを上手に利用することで、通常よりも高い買取額が期待できます。
ブランド物の衣類を高く売るならRiZへ
RiZには買取実績が豊富なスタッフが多数在籍しており、ブランド物の衣類の査定に関しても安心してお任せいただけます。
また、店舗買取や出張買取のほか「カンタンLINE買取(宅配買取)」といったサービスもご用意しています。
中でもカンタンLINE買取は、対象商品の写真を送るだけで査定依頼が完了するため、大変ご好評いただいています。
ブランド物の衣類の買取を検討されている方は、ぜひRiZにご相談くださいませ。
株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔(Kuwahara Tsubasa)
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。