1 チューダーが人気である理由
1.1 理由⑴高級時計でありながらリーズナブルだから
1.2 理由⑵高い品質を誇っているから
1.3 理由⑶ロレックスの廉価版というイメージを脱却しつつあるから
2 チューダーの買取相場価格
2.1 ヘリテージ ブラックベイ
2.2 ブラックベイ58
2.3 ブラックベイ スティール
2.4 ブラックベイ セラミック
2.5 ブラックベイ クロノ
2.6 クロノタイム
2.7 サブマリーナ
3 チューダーを高く買い取ってもらうコツ
3.1 日頃から定期的なメンテナンスをおこなう
3.2 付属品を保管しておく
3.3 円安時に売る
4 チューダーの買取ならRiZへ
こちらの記事では、チューダーが人気である理由や買取相場、高く売るコツについて解説します。
チューダーが人気である理由
こちらではチューダーが人気である3つの理由を解説します。
理由⑴高級時計でありながらリーズナブルだから
チューダーが人気である1つ目の理由は、高級時計でありながらリーズナブルな価格で購入できるからです。価格を抑えられている秘密は「ムーブメント」にあります。
ロレックスの場合、マニュファクチュールという自社製のムーブメントを採用していますが、チューダーの場合は他社製の汎用的なムーブメント(ETA社)を採用しているのです。
他社製と言っても、ETA社の最高級ムーブメントはパネライやオメガなどの一流メーカーで使われているものであり、機能性はロレックスのものと遜色がありません。
ただし、チューダーの場合はETA社の最高級ムーブメントではなく、汎用ムーブメントを採用することで生産コストを軽減しています。このように、部分的に原価を抑えることで、リーズナブルな価格が実現しています。
理由⑵高い品質を誇っているから
2つ目の理由は、品質を重視して各パーツを使っているからです。例えば、チューダーのリューズや文字盤、裏蓋などのパーツは、ロレックスに使われているものと同様です。
また、世界初の腕時計専用の防水ケース「オイスターケース」が採用されている点も、
チューダーの品質を保証する魅力の1つと言えるでしょう。サイズやカラーのラインナップも豊富であり、幅広い層から支持されています。
理由⑶ロレックスの廉価版というイメージを脱却しつつあるから
ロレックスと同じパーツを数多く採用していることから、チューダーはしばらく「ロレックスの廉価版」というイメージが定着していました。
しかし、徐々に独自のブランドを構築し始め、2015年に自社開発ムーブメント「MT5601」の製造に成功しています。さらに、2018年には日本初の正規店を構えたことは、チューダーのステータスや知名度を大きく向上させ、「ロレックスの廉価版」というイメージから脱却する大きなきっかけとなりました。
チューダーの買取相場価格
こちらではチューダーの買取価格の相場を紹介します。
一般の買取サイトで公開されているチューダーの買取価格をモデル別に調査しました。平均買取価格、最高買取価格、最低買取価格を紹介しますので、参考にして下さい。
ヘリテージ ブラックベイの買取相場
平均買取価格 |
35万6000円 |
最低買取価格 |
21万円 |
最高買取価格 |
75万円 |
2012年に登場したヘリテージブラックベイは、チューダーの代表的なモデルの1つです。イカ針やバラをモチーフにしたロゴが印象的なダイバーズウォッチであり、サブマリーナの70年代モデルのデザインを復刻する形で作られました。
そんなヘリテージブラックベイの平均買取価格は「35万6000円」であり、最低買取価格は「21万円」、最高買取価格は「75万円」です。今回調べた中では、平均買取価格は中位に位置します。
ブラックベイ58の買取相場
平均買取価格 |
33万8571円 |
最低買取価格 |
29万円 |
最高買取価格 |
35万円 |
ブラックベイ58の歴史はまだ浅く、2018年に登場したダイバーズウォッチです。
チューダーのダイバーズウォッチの象徴である「イカ針」が採用されている一方で、同じく象徴的なリューズガードはついていません。また、程よいヴィンテージ感のあるデザインが人気です。
そんなブラックベイ58の平均買取価格は「33万8571円」、最低買取価格は「29万円」、最高買取価格は「35万円」という結果でした。平均買取価格は代表モデルであるヘリテージとほぼ変わらないことから、中古市場で高いニーズがあることがわかります。
ブラックベイ 41の買取相場
平均買取価格 |
17万円 |
最低買取価格 |
15万円 |
最高買取価格 |
20万円 |
ブラックベイ41は、インデックスや針のデザインでブラックベイのフォルムを維持しつつ、スポーティーな見た目になっているのが特徴的なモデルです。また、シャツの袖口にスムーズに滑り込ませやすい設計であり、ビジネスシーンで使いやすい仕様になっています。
そんなブラックベイ41の平均買取価格は「17万円」、最低買取価格は「15万円」、最高買取価格は「20万円」という結果でした。今回調査したモデルの中では、最も安い買取相場となっています。
ブラックベイ クロノの買取相場
平均買取価格 |
53万3333円 |
最低買取価格 |
40万円 |
最高買取価格 |
75万円 |
ブラックベイクロノは2021年に登場した比較的新しいモデルです。現代的なムーブメントを採用する一方で、70年代のレーシングカーから着想を得ており、伝統的なデザインが特徴的です。
そんなブラックベイクロノの平均買取価格は「53万3333円」。最低買取価格は「40万円」、最高買取価格は「75万円」となっています。今回調査した中では、平均買取価格、最低買取価格、最高買取価格の全てにおいて、最も高い買取相場です。
クロノタイムの買取相場
平均買取価格 |
40万7142円 |
最低買取価格 |
28万円 |
最高買取価格 |
60万円 |
クロノタイムは、ロレックスのデイトナを彷彿とさせる自動巻きのクロノグラフです。発売当時、デイトナと遜色のない高級腕時計をリーズナブルに購入できることが話題となりました。ただし、現在では生産が終了しているモデルとなります。
そんなクロノタイムの平均買取価格は「40万7142円」、最低買取価格は「28万円」、最高買取価格は「60万円」です。今回調査した中では、比較的買取相場が高い部類に入ると言えます。
サブマリーナの買取相場
平均買取価格 |
44万円 |
最低買取価格 |
24万円 |
最高買取価格 |
70万円 |
サブマリーナは、世界初のダイバーズウォッチとして1953年に登場したロレックスのサブマリーナのディフュージョンブランドとして作られました。ロレックスと同等の技術を継承しつつ、リーズナブルな価格で購入できることで、一般ユーザーから人気があるモデルです。
そんなサブマリーナの平均買取価格は「44万円」、最低買取価格は「24万円」、最高買取価格は「70万円」となっています。今回調査した中では、ブラックベイクロノに次いで買取相場が高いモデルです。
チューダーを高く買い取ってもらうコツ
こちらでは、チューダーを高く買い取ってもらうコツを3つ紹介します。
日頃から定期的なメンテナンスをおこなう
買取価格を上げるためには、時計を少しでも良い状態にしておくことが肝要です。そのためには、日頃から定期的なメンテナンスをしておく必要があります。
・汚れを拭く時はメガネ拭きのような柔らかい布で拭く
・爪楊枝や綿棒などを使い、細部のゴミや埃を取り除く
などの基本的なメンテナンスの他、長期的に使用する人はオーバーホールをおこなうと良いとされています。オーバーホールとは、時計を分解して部品ごとに清掃をおこなう専門的な作業です。
オーバーホールをおこなうことで、潤滑油の劣化や歯車の摩耗を未然に防ぐことができます。専門的なスキルが必要なため、業者に依頼するのが一般的です。数年に1度はこの作業をしないと、連鎖的にさまざまなパーツが故障し、修理代が高くついてしまいます。
なお、一般的にチューダーの時計は4〜5年ごとにオーバーホールが必要と言われています。
費用は時計のモデルによって変わりますが、4万円〜5万円くらいを目安にしておくといいでしょう。
付属品を保管しておく
チューダーのような高級時計を高く買い取ってもらうためには、付属品をきちんと保管しておく必要があります。具体的には、箱やギャランティカード、説明書、予備のベルトなどです。
特にギャランティカードの有無は買取価格に大きく影響するので、注意して下さい。
円安時に売る
チューダーのように海外で生産される時計は、ドル円の相場をもとに国内での販売価格が決められています。それは新品だけでなく、中古品の場合も同様です。
そのため、チューダーをできるだけ高く売るのであれば、円安のタイミングを狙うことをオススメします。逆に、購入する時は円高のタイミングを狙うと、安く買いやすい傾向があります。
チューダーの買取ならRiZへ
RiZには買取実績が豊富なスタッフが多数在籍しており、チューダーを査定に関しても安心してお任せいただけます。
また、店舗買取の他に出張買取や「カンタンLINE買取」といったサービスもご用意しています。中でもカンタンLINE買取は、対象商品の写真を送るだけで査定依頼が完了するため、大変ご好評いただいています。
チューダーの買取を検討されている方は、ぜひRiZにご相談くださいませ。