喜平ネックレスの手入れ方法とは?変色を予防するコツも解説

18金の喜平ネックレスは、高級感と耐久性を兼ね備えた人気のジュエリーです。しかし、見た目の美しさを長く保つためには、正しい知識と手入れが欠かせません。

そこで本記事では18金の性質を解説したうえで、日々の手入れ方法や汚れ・黒ずみへの対処法、保管時の注意点まで解説します。大切なネックレスを末永く愛用するための基本を、ぜひ押さえてください。

目次

喜平ネックレスの手入れをする前に押さえたい18金の性質

喜平ネックレスに使われることの多い「18金」は、見た目の美しさだけでなく、耐久性やメンテナンス性の高さでも人気があります。正しく手入れをするためには、まず18金という素材の性質を理解しておくことが大切です。

18金とは

18金とは、純金(24金)に他の金属を25%加えて作られた合金のことです。純金は非常に柔らかく、そのままではアクセサリーとしての実用性に欠けるため、割金(わりがね)と呼ばれる銀や銅などの金属を加えることで、強度を高めています。

18金は一般的に傷がつきにくく、酸化にも強いため、日常使いしやすい素材です。ただし、含まれる割金の種類によっては変色することもあり、手入れを怠ると美しさが損なわれてしまうこともあります。

塩化

塩素系の薬剤に触れると、18金に含まれる銅が反応し、黒ずみを引き起こすことがあります。洗剤や漂白剤、さらにはプールや温泉なども塩素を含んでいるため、これらの場所ではネックレスを外すようにしましょう。

酸化

皮脂や汗が付着したまま放置すると、18金に含まれる金属が酸化し、黒ずんでしまうことがあります。日常的に使用するアクセサリーだからこそ、着用後は柔らかい布でやさしく拭き取るなど、こまめなケアが重要です。

硫化

空気中の硫黄や、皮脂に含まれる硫黄成分と反応して硫化が起き、黒ずむことがあります。使っていない間も空気に触れることで変色する可能性があるため、密閉できる袋などに入れて保管することが望ましいです。

喜平ネックレスの手入れ方法

18金素材の喜平ネックレスは、適切な手入れをすることで長く美しさを保てます。ここでは、

  • 日々の手入れ方法
  • ひどい汚れの手入れ方法
  • 黒ずみの手入れ方法

以上の3つに分けて手入れ方法を解説します。

日々の手入れ方法

ネックレスを身につけたあとは、柔らかい布でやさしく汚れを拭き取りましょう。付着した皮脂やホコリをそのままにしておくと、輝きが鈍くなったり変色の原因になることがあります。

金属専用クロスや眼鏡拭きなど、傷をつけにくい素材の布を使うのがおすすめです。力を入れすぎると傷や変形の原因になるため、やさしく丁寧にケアするようにしてください。

ひどい汚れの手入れ方法

毎日の手入れでは落としきれない汚れが気になる場合は、水洗いによるケアが有効です。ぬるま湯に中性洗剤を数滴入れ、ネックレスを5〜10分ほど浸け置きしましょう。

汚れが浮いてきたら、柔らかいブラシでやさしくこすって汚れを落とします。その後、洗剤をしっかりすすぎ、水気をきれいに拭き取ってください。1カ月に1回程度の定期的な洗浄がおすすめです。

黒ずみの手入れ方法

黒ずみの原因によって、適した対処法が異なります。無理にこすったり磨いたりせず、以下の方法を試してみましょう。

  • 塩化による変色の場合

塩化による変色を自宅で落とすのは難易度が高いです。購入店やジュエリーショップでのクリーニングをおすすめします。

  • 酸化による黒ずみの場合

酢とレモン汁を1:1の割合で混ぜた液体にネックレスを数分浸けることで、酸化によるくすみを取り除くことができます。使用後はしっかりすすいでから乾かしてください。

  • 硫化による黒ずみの場合

容器にアルミホイルを敷き、その上にネックレスを置いてから、重曹1:お湯3の割合で作った液体を注ぎます。5分ほど浸けた後、水で丁寧に洗い流し、柔らかい布で水気を拭き取ってください。

喜平ネックレスの手入れをする際の注意点

18金の喜平ネックレスは比較的丈夫な素材ではありますが、間違った方法で手入れをしてしまうと、傷や劣化の原因になることがあります。洗浄の際は、以下のポイントに注意しましょう。

強い力でこすらない

まず、強い力でこすったり、硬いブラシや布を使用したりすると、18金であっても表面に細かな傷がついてしまいます。力を入れすぎず、柔らかい素材の布やブラシを使って、やさしく手入れするようにしましょう。

また、研磨剤入りのクリーナーも表面を傷つける恐れがあるため避けてください。

宝石は丁重に扱う

ネックレスに宝石がついている場合は、その素材によって扱いが異なります。ダイヤモンドなどの硬い宝石は水洗いしても問題ありませんが、真珠やオパールなどは水や洗剤に弱く、変色や艶の劣化を引き起こすことがあります。

宝石が付いている場合は、素材を確認したうえで、必要に応じて宝石部分を避けて洗浄するか、乾いた布でやさしく拭き取る程度にとどめましょう。

このように、喜平ネックレスをきれいに保つためには、素材の特性を理解し、過度な摩擦や薬品の使用を避けることが大切です。長く美しい状態を維持するためにも、丁寧な手入れを心がけましょう。

喜平ネックレスの変色を予防するコツ

18金の喜平ネックレスは比較的変色しにくいとされていますが、25%を占める割金(銀や銅など)の性質により、使用状況によっては変色や黒ずみが起こることがあります。

ここでは喜平ネックレスの変色を予防するための日々の取り扱いや保管方法について解説します。

着けっぱなしを避ける

長時間ネックレスをつけたままでいると、皮脂や汗が付着して酸化や硫化が進み、変色や黒ずみの原因になります。特に就寝中や運動時など、汗をかきやすいタイミングでは外しておくことをおすすめします。

また、着けっぱなしにすることで金属アレルギーのリスクが高まることもあるため、肌の状態にも配慮が必要です。

お風呂・温泉・プールでは外す

純金であれば化学反応を起こしにくいですが、18金には銅や銀といった割金が含まれているため、温泉の硫黄やプールの塩素と反応して変色する恐れがあります。

また、お風呂ではシャンプーや石鹸などの成分が残りやすく、くすみの原因になることもあります。これらの場面では必ずネックレスを外すようにしましょう。

洗濯や洗い物のときも注意する

塩素系の漂白剤や洗剤を使用する際にも、18金の変色リスクがあります。洗濯や洗い物など、日常的に水仕事を行う場面ではネックレスを外すようにして、割金への化学的ダメージを防ぎましょう。

保管前に汚れを落とす

18金のネックレスを外したあとは、柔らかい布で皮脂や汗、ホコリなどの汚れをやさしく拭き取ってから保管してください。汚れを放置すると、酸化や硫化による変色につながります。

日々の拭き取りに加え、月に1回程度は中性洗剤を使った水洗いも取り入れると、清潔な状態を保てます。

他のジュエリーと一緒に保管しない

18金は比較的硬い素材ではありますが、ほかのジュエリーと擦れ合うことで細かな傷がつく可能性があります。ネックレス同士が接触しないよう、購入時の小袋やジュエリーボックスの仕切りを活用して、個別に保管することをおすすめします。

空気に触れないよう密閉して保管する

空気中の硫黄成分などと反応して変色することもあるため、長期間保管する場合はなるべく空気に触れさせない工夫が必要です。ジッパー付きの密閉袋に入れたり、乾燥剤を一緒に入れたりすることで、空気中の湿気やガスから守れます。

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この記事を書いた人

桑原 翔(Kuwahara Tsubasa)
株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。
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