1 ウブロの価値は下がる?上がる?
2 ウブロの中で価値が下がりにくいモデルの特徴
2.1 価格が高過ぎないモデル
2.2 定番のモデル
2.3 ブラック系以外のモデル
3 ウブロの資産価値が高い理由
3.1 圧倒的に高い知名度がある
3.2 デザインがユニークである
3.3 壊れにくく品質が高い
4 ウブロの時計を高く買い取ってもらうコツ
4.1 円安の時に売る
4.2 売る前にオーバーホールをしない
4.3 オークションサイトではなく買取専門店を利用する
5 ウブロの買取ならRiZへ
こちらの記事では、ウブロの時計に関して、
・資産価値が今後どう変化していくのか
・価値が下がりにくいモデルとは
・ウブロの資産価値が高い理由
・高く買い取ってもらうコツ
などを解説します。
1 ウブロの価値は下がる?上がる?
ウブロは高級時計メーカーの中では歴史が比較的浅く、1980年に創業しました。爆発的な人気のきっかけとなったのは「スポーツ選手」です。有名なスポーツ選手や著名人が着用したことで、一気に高級時計としての認知度を獲得しました。
そんなウブロの時計ですが、最近は当時と比べて人気が落ち着いている印象があります。実際、一部の人気モデルを除けば、中古市場でウブロの価格は下降気味です。
その要因として大きいのは、1998年のスイス新作時計展から始まった「大きくて分厚い時計」のブームが落ち着いたことが挙げられるでしょう。一時はブームに乗って、大きくて分厚いウブロの時計を購入する日本人が増えましたが、元々体格が華奢な傾向がある日本人には、あまり実用的ではありませんでした。
そのため、徐々に薄くてスリムな時計の需要が高まっていき、大きくて分厚いウブロの需要が低くなり、中古市場での存在感も薄れていったのです。
結論として、ウブロの価値は人気当時と比べて多少下がってはいるものの、買取相場は依然として落ち着いていると言えるでしょう。
需要を支えている要因として考えられる要素は、主に2つあります。1つは、大きくて分厚い時計のメインターゲットが、体格の良いアメリカやヨーロッパの人々であることに変わりはないためです。
もう1つは、高級時計を購入できる年齢層が40代以上であることです。小さすぎて文字盤が見にくい時計より、文字盤が大きくて見やすい時計を選ぶ傾向があります。流行は周期的に再燃するのが世の常ですので、ウブロがかつての熱狂的な人気を取り戻す可能性も十分にあるでしょう。
2 ウブロの中で価値が下がりにくいモデルの特徴
こちらでは、ウブロの中で価値が下がりにくいモデルの特徴を3つ紹介します。
2.1 価格が高過ぎないモデル
ウブロの時計は、価格が高いものだと1000万円以上するものもあります。「元値が高い時計であれば、高く売れるのでは?」と思われがちですが、そもそも高過ぎる時計は購入できる人も限られるため、他のモデルと比べて需要が低めです。
中古市場に出す時は価格をかなり下げざるをえないため、それに伴って買取価格も下がりやすいと言えます。売却を前提に購入するのであれば、価格が高過ぎないモデルを選んだ方がいいでしょう。
2.2 定番のモデル
ウブロといえば、数多くの限定モデルがあることでも有名です。最近では、日本限定77本で「ビッグ・バン ウニコ ブロンズ」が発表されました。
ただし、こういった限定モデルは定番のモデルと比べて買取価格があまり安定しません。むしろ、価格が下落していくことの方が多い傾向にあります。
買取価格を決めるのは常に「需要」ですので、ゆくゆくの売却を想定しているのであれば、
限定モデルよりは定番のモデルを購入することをオススメします。
2.3 ブラック系以外のモデル
ウブロの時計を高く売りたい場合は、ブラック系以外のカラーを選びましょう。ウブロの時計の中には、部品にPVD加工という特殊なブラックのコーティングをしているものがあります。
長年使用するとコーティングが剥げてしまい、他のカラーと比べて使用感が顕著になります。そのため、価値が下がりにくいウブロの時計を購入するのであれば、PVD加工がされたブラックカラーの時計は避けるようにしましょう。
3 ウブロの資産価値が高い理由
続いて、ウブロの資産価値が高い理由を解説します。
3.1 圧倒的に高い知名度がある
ウブロの資産価値を支えている大きな要因の1つが「圧倒的な知名度」です。
ウブロはワールドカップの公式スポンサーでもあるため、日本では本田圭佑選手や長友佑都選手、ポルトガルではクリスティアーノ・ロナウド選手、ブラジルではネイマール選手など、名だたる有名選手達が愛用しています。
元々高品質・高機能であることに加え、国内外問わず知名度が高いことが、ウブロの資産価値を支える大きな要因になっています。
3.2 デザインがユニークである
ケースや文字盤が大きい時計は、ウブロ以外にもたくさんありますが、ウブロのデザインがユニークである所以は、多様な素材との組み合わせにあります。
例えば、女性からの需要が高そうなカラーストーンがあしらわれたモデルや、高級皮で有名なベルルッティとコラボしたモデル、現代美術家の村上隆氏とコラボしたブラックダイヤモンドのモデルなどです。
唯一無二のデザインが施されたモデルが数多く存在することもまた、ウブロの資産価値を高める要因の1つになっています。
3.3 壊れにくく品質が高い
大きくて分厚く、デザインがユニークであることに加え、もう1つのウブロの特徴が「壊れにくく品質が高い」ことです。数ある高級時計ブランドの中でも、ウブロの耐久性は特に高いことで有名なのです。
さらに、「世界三大複雑機構」の1つと言われているトゥールビヨンを自社で製造している事実は、ウブロの圧倒的な技術力の高さを証明しています。だからこそ、ウブロはアウトレットなどでの販売や安売りをしておらず、長年に渡って資産価値を維持することができているのでしょう。
4 ウブロの時計を高く買い取ってもらうコツ
最後に、ウブロの時計を高く買い取ってもらうコツを3つ紹介します。
4.1 円安の時に売る
ウブロのような高級時計を高く売るためには、円安の時を狙うのがオススメです。なぜなら、円安の時は海外から仕入れる新品の時計の値段が高くなり、購入をためらう人が増えるため、中古品の需要が高まるからです。
ウブロはスイスで生産されているため、円安時に仕入れた新品の価格はやはり高くなります。中古市場での需要が高まると、自然と買取価格も高くなるという仕組みです。逆を言えば、円高の時は新品を安く仕入れることができるため、新品を購入するには円高時がオススメです。
このように、為替の変動をうまく利用すれば、新品が安い時に新品を購入し、中古の買取価格が高い時にウブロの時計を高く買い取ってもらえるので、利益を最大化できます。
4.2 売る前にオーバーホールをしない
オーバーホールとは、機械式時計のパーツを分解し、洗浄や注油、精度調整、パーツ交換などをおこなうことです。3年〜5年に1度のペースでおこなうのが良いとされていて、1回のオーバーホールで5万円〜10万円程の費用がかかります。
ウブロのような高級時計を売る場合、事前にオーバーホールをおこない、良い状態で査定に出した方が高く買い取ってもらえると思われがちですが、案外そうでもありません。
むしろ、資産運用の1つとして高級時計の売り買いをしている人々は、大概オーバーホールをする前に売りに出す傾向があります。理由は、仮にオーバーホールによって時計の状態が良くなり、査定額が高くなったとしても、オーバーホールにかかった費用を上回ることはまずないからです。
もっと言うと、買取店にはメンテナンスができる人間がいることもあるので、大幅に買取価格をアップする理由にはならないことがほとんどなのです。買取店がオーバーホールを外部に委託する場合も、他の時計とまとめて依頼できるので、通常の半額以下の委託料で対応してもらえることもあります。
このように、ウブロの時計を売却するのであれば、オーバーホールはおこなわずにそのまま査定に出した方がお得と言えるでしょう。
4.3 オークションサイトではなく買取専門店を利用する
ウブロを売る時は、可能な限り時計を専門に扱う買取店で買い取ってもらいましょう。オークションサイトやフリマアプリは避けることをオススメします。
なぜなら、オークションサイトやフリマアプリには「手数料」が存在するからです。手数料の相場は10%程度ですが、高額な時計を取引すると手数料だけでかなりの損失になります。
また、専門店で買い取ってもらうことは、不要なトラブルを回避することにも繋がります。
ただでさえ個人間での売買取引はトラブルが起きやすいですし、扱うものが高級時計ともなれば購入者は神経質になりやすいでしょう。
店舗に足を運ぶのは面倒かもしれませんが、高く買い取ってもらうためには必要なコストと言えます。
5 ウブロの買取ならRiZへ
RiZには買取実績が豊富なスタッフが多数在籍しており、ウブロの査定に関しても安心してお任せいただけます。
また、店舗買取の他に出張買取や「カンタンLINE買取」といったサービスもご用意しています。中でもカンタンLINE買取は、対象商品の写真を送るだけで査定依頼が完了するため、大変ご好評いただいています。
ウブロの買取を検討されている方は、ぜひRiZにご相談くださいませ。

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔(Kuwahara Tsubasa)
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。