今すぐ革のバッグをお手入れしたくなるおすすめグッズ&活用術

             
             2024.12.20
 (最終更新日:2024.12.20)

みなさんは革のバッグを手に入れた後、どのようなお手入れをしていますか?
柔らかい布で拭いたりブラシでほこりを取ったり、革の表面に着いた汚れを落とすことに関して気を遣われる方も多いようです。

しかしながら革は生ものであり、かつては動物の皮膚だったものです。
生物としての生命活動がなくなり、状態を保つための活動が止まってしまった今、きちんとお手入れをしていくことで、革のバッグは永く良い状態で使うことができます。

また、革のバッグが不要になり買取査定を依頼することになれば、きちんとお手入れされているバッグの方が高く買い取ってもらえる可能性もあります。

革のバッグのお手入れを始める前に知っておきたい基本知識

革のバッグのお手入れが必要な理由とは?

革のバッグのお手入れは、革製品を長く美しい状態で保つためには欠かせません。天然素材である革は、人間の肌と同じように潤いや油分を必要とします。そのため、定期的なお手入れを行わないと、乾燥によるひび割れや破れの原因になることがあります。

また、日常的な汚れやシミも放置すると革に染み込み、元の状態に戻すのが難しくなります。お手入れを習慣にすることで、大切なバッグを守り、育てるような感覚を楽しむことができます。

革の種類ごとに異なるケアのポイント

革の種類によってお手入れの方法が異なるため、まずは自分のバッグに使われている革のタイプを確認することが重要です。

たとえば、スムースレザーは定期的な保湿ケアが必要で、保革クリームやオイルを使って潤いを補います。一方、スエードやヌバックのような起毛素材はブラッシングで汚れを取り除くのが基本で、水分を避けることが重要です。また、エナメル革などの特殊な加工が施された革では、専用のクリーナーを使用することで風合いを損なわず維持することができます。

革ごとに適切なケアを選ぶことで、最適なメンテナンスを行うことができます。

お手入れにおすすめの頻度とタイミング

革のバッグのお手入れの頻度やタイミングは、バッグの使用頻度や状態に合わせて調整します。毎日使用する場合は、月に1回を目安にお手入れを行うと良いでしょう。これにより、革の乾燥や汚れを防ぎ、美しい状態を保つことができます。つまり、あまり使用しない場合でも、1シーズンに1回程度はメンテナンスを行いましょう。

また、雨や雪などで濡れてしまった場合は、その日のうちに乾拭きやブラッシングを行い、汚れが定着しないようにすることがポイントです。

お手入れ前に確認すべき注意点

革のバッグのお手入れを始める前に、いくつかの重要なポイントを確認しておくことが必要です。まず、初めて使うクリームやオイルを塗布する場合は、必ず目立たない部分でテストを行い、革の変色や風合いへの影響がないか確認しましょう。また、クリームやオイルの使いすぎは革の質感を損ねてしまうため、薄く均等に塗ることを心がけます。

さらに、金具部分にクリームやスプレーが付着すると変色の原因になる可能性があるため、必要に応じてマスキングテープで保護するなどの工夫も有効です。慎重な準備を行うことで、お手入れによる失敗を防ぎ、大切なバッグを丁寧にケアすることができます。

革のバッグのお手入れに必要なおすすめグッズ

バッグのお手入れは、買取査定時の金額にも影響してきます。
お手入れされているバッグは大きくプラスになりますので、グッズを使ってきれいに保ちましょう。

基本アイテム:ブラシ、クリーム、クロス

革バッグのお手入れには、まず基本的なアイテムを揃えることが重要です。「ブラシ」は、表面のホコリを落とすための必需品です。革専用の柔らかいブラシを使用することで、繊細な革を傷つけることなく清潔な状態を保つことができます。


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「保革クリーム」は、乾燥やひび割れを防ぐために必要な油分を補給します。おすすめは色がついていないもので、どんな色の革にも対応できるクリームです。
無色のクリームを持っておくだけで、革のバッグのほかにも、シューズや小物のお手入れにも使えるので便利です。


RiZオススメ 革クリーム


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クリームを延ばすためには「クロス」が必需品です。クリームの塗布のほかにも乾拭きにも使用します。柔らかい素材のクロスを選ぶことで、革の風合いを損なわずにしっかりお手入れが可能です。
クロスは乾拭き用とクリーム塗布用の2枚持っておくと便利です。塗布するために餅場所に困ったとき、もう一方のクロスで本体をつかむときなどに使います。


RiZオススメ 革クロス


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保革クリーム&オイルの選び方

革バッグの状態を保つためには、適切な保革クリームやオイルを選ぶことが大切です。本革には多くの種類があり、それぞれ相性の良い保革剤が異なります。

例えば、デリケートな革には軽めの保湿クリーム、オイルレザーにはミンクオイルなどがよく使用されます。また、天然成分を使用したクリームは革に優しくおすすめです。

選び方のポイントは、革の種類や目的に合ったものを選ぶことと、初めて使用する場合はバッグの目立たない部分でテストを行うことです。

防水スプレーで水や汚れをブロック

防水スプレーは、革のバッグを雨や汚れから守るために欠かせないアイテムです。防水スプレーを定期的に使用することで、水分によるシミや劣化を防ぎます。使用する際は、バッグを清潔な状態に整えた後、通気性の良い場所でスプレーを軽く全体にムラなくかけるのがポイントです。加えて、防水スプレーを使用するときは革専用の製品を選ぶことが重要です。


RiZオススメ 革防水スプレー

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これにより、革が呼吸する性質を損なわずに保護できます。

簡単便利!お手入れセット商品一式

初めて革バッグのお手入れに挑戦する方には、必要なアイテムが一式揃ったお手入れセットがおすすめです。


RiZオススメ 革お手入れセット

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このセットには、ブラシ、保革クリーム、クロス、防水スプレーなどが含まれている場合が多く、手間をかけずにスタートできます。使いやすくコンパクトにまとめられているため、収納や持ち運びにも便利です。また、セット内容は各メーカーで異なるため、レビューや口コミを参考に選ぶのがおすすめです。これにより、初心者でも簡単に革製品のメンテナンスを楽しむことができます。

実践!革のバッグのお手入れ手順とコツ

表面のホコリを落とす:ブラッシングと乾拭き

革のバッグをお手入れする際、まずは表面のホコリや汚れを取り除くことが重要です。革製品はホコリや汚れを放置していると表面の状態が悪化する可能性があるため、定期的なブラッシングや乾拭きを推奨します。まず、柔らかい革用ブラシを用いて全体を優しくブラッシングしましょう。その後、柔らかい布で乾拭きを行うと残った汚れや細かなホコリもしっかりと取り除くことができます。

特に、隅や縫い目部分は汚れがたまりやすいので、丁寧にケアすることが大切です。日常使いのかばんでも、この基本的なステップを1週間に1回ほど行うだけで、状態を保つ効果があります。

汚れを落とすクリーニング方法

革のバッグにしつこい汚れがついてしまった場合は、専用のクリーナーを使用すると効果的です。事前に、汚れた部分を確認し、目立たない箇所でクリーナーをテストしてから使用するようにしましょう。クリーナーを使用する際は、柔らかい布に少量を取って汚れを軽く拭き取るようにし、ゴシゴシと擦らないように注意してください。

頑固な汚れを取り除きたい場合は、エッジ部分や特に汚れた箇所を重点的に、優しくなじませるようにケアしましょう。無理に汚れを落とそうとすると革が傷む可能性があるので、慎重な作業が求められます。

保湿する際のクリームの塗り方

革のバッグを良好な状態に保つには、定期的な保湿が欠かせません。乾燥を防ぐために、保革用クリームやオイルを使用します。まず、清潔で柔らかい布にクリームを少量取り、薄く均一に塗布するように心がけましょう。一度に多くの量を使用するとムラができてしまう場合があるため、少量ずつなじませるのがポイントです。

クリームを塗る際には、全体がしっかりと潤うようにバッグ全体を覆うように塗り広げます。その後、15分程度おいてクリームが浸透したら、乾いた布で表面を軽く拭き取りながらツヤを出してください。これにより革製品が滑らかで柔らかい状態に仕上がります。

スペシャルケア:特に汚れた部分の対処法

全体的なお手入れを終えた後で、特に汚れが目立つ部分にはさらなるケアが必要です。その場合、専用の汚れ落としクリームや部分ケア用のグッズを使用するのがおすすめです。まず、目立たない箇所でテストを行い、革に合った製品であることを確認します。

汚れた箇所にピンポイントでクリームを塗布し、小さな円を描くようにやさしくなじませます。その後、乾いた布で丁寧に拭き取って仕上げてください。また、染み込んでしまった水や油汚れには、革専用のステインリムーバーを用いるのも良いでしょう。


RiZオススメ 革ステインリムーバ

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このケアは、革の状態を長く美しく保つためのコツとなります。そのため、適切なタイミングでのケアが重要です。

革のバッグのお手入れをもっと楽しくするアイデア

愛用の革のバッグの経年変化を楽しもう

革のバッグは使い込むほどに独特の風合いが増し、経年変化を楽しめるのが魅力のひとつです。日々のメンテナンスによって、革がしっとりとした艶感を持ち、細かな傷や色味の変化も個性として捉えられるようになります。

「CLASKA Gallery & Shop “DO” オリジナルのレザーバッグ」のような上質な革製品であれば、長く使うほどその味わい深さが際立ちます。メンテナンスを怠らず、乾燥を防ぎ潤いを保つことで、自分だけの逸品が生まれ育つ楽しさを味わいましょう。

自分流のオリジナルお手入れ方法を見つける

革の状態や使用頻度に合わせて、自分だけのオリジナルメンテナンス方法を見つけるのも楽しみのひとつです。

例えば、特定の保湿クリームやオイルを使うことで、自分のバッグに最適な仕上がりを見つけたり、防水スプレーを定期的に活用して汚れを防ぐ習慣を作ったりするのもおすすめです。ま

た、使いやすいグッズをそろえ、季節ごとにケアの周期を変えるなどして、自分なりのお手入れ方法としてカスタマイズしてみてください。毎回のお手入れが楽しみになるはずです。

お手入れ時間をリラックスタイムに変える工夫

革のバッグのお手入れは、ただの作業にせず、リラックスタイムとして楽しむ工夫をするのもおすすめです。好きな音楽を流しながら、アロマをたいて心地よい空間を作るだけで、お手入れの時間が癒やしのひとときに変わります。お気に入りの塗布用クロスやブラシを使うことで、手触りを楽しみながら作業を進めるのもいいでしょう。

お手入れを通じてバッグとのコミュニケーションを深め、愛着をさらに深めてみてはいかがでしょうか。

お手入れ専用スペースを作る楽しみ

革製品のお手入れに適した専用スペースを作るのも、メンテナンスを楽しくするアイデアのひとつです。

テーブルの一角に、ブラシやクリーム、乾拭き用クロス、防水スプレーなどのアイテムを整理しておけば、手間を減らしてスムーズに作業が進みます。また、美しい収納アイテムやケースにグッズをまとめれば、見た目もおしゃれで使うたびに気分が上がります。専用スペースでのお手入れ時間が、自分だけの贅沢なひとときに変わることでしょう。

「あなたの思い出を価値に」ブランド品の買取ならRiZ

今までお手入れをしっかりしてきた、思い出のブランド品もRiZならかならず“新しい価値”として次の使い手の方にバトンタッチします。
丁寧にお手入れされてきたバッグは、買取査定のときのプラスにもなりますので、今お手元にあるバッグを大切にメンテナンスしてくださいね。
愛着が沸いて売れない、という方もいらっしゃると思いますが、新しい自分を発見するために手元のバッグとお別れするのも、ひとつの運命かもしれません。
査定に出される際は、ぜひそのバッグの思い出話も聞かせてください。

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この記事を書いた人

株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔(Kuwahara Tsubasa)

1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。