CHANEL(シャネル)のラムスキンが傷ついたときの修理方法とは マトラッセを持っている方必見!

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2022.6.20

CHANEL(シャネル)のマトラッセによく使われている「ラムスキン」という素材。実は傷がつきやすいという口コミが多い素材なんです。では、ラムスキンに傷がついてしまったらどうすればいいのでしょうか。修理方法や、処分したいときのおすすめの方法についてご紹介します。

シャネルのラムスキンは傷つきやすい?

ラムスキン画像

 

「ラムスキン」は、シャネルの中でも人気の高い「マトラッセ」によく使用されている革です。

生後1年以内の羊を使った革で、マットで高級感のある見た目が特徴的。軽くて持ち運びやすいため、シャネルでもバッグや財布に多く用いられています。

 

そんなラムスキンには、非常に柔らかく肌当たりが良いといったようなメリットもあるのですが、実はデメリットも存在します。それが「傷つきやすい」というもの。爪で引っかいたり、硬いものが当たったりすると傷になってしまうことがあるのです。また、水分に弱く、濡れるとシミになったり硬くなったりしてしまう恐れもあります。取り扱いには十分注意しなくてはならない素材といえるでしょう。

ラムスキンが傷ついたときの修理方法

では、ラムスキンが傷ついたらどうすればいいのでしょうか。マトラッセのバッグや財布など、ラムスキンを使ったアイテムを傷つけてしまった時の対処法をご紹介します。

 

尚、ここでご紹介する方法はシャネルから公式に発表されているものではありません。傷の修理をご自身で行う場合は、十分に注意した上で、自己責任にて実行されるようお願いいたします。

指でマッサージをする

軽く爪で引っかいてしまったときなど、浅い傷であれば簡単に指でマッサージするだけで目立たなくなる場合があります。手が汚れているとさらに革を傷つけてしまう可能性があるので、まずは手を洗い、しっかりと水分をとってからマッサージするようにしましょう。

ゴシゴシとこすらず、指の油でなぞるように傷の上をマッサージします。消えなければ違うアプローチをした方がいいことも考えられますので、無理に消そうとしてさらに傷つけてしまわないよう注意してください。

レザー用の色付きクリームを使用する

傷が深くついてしまったり、傷がついてから時間が経ったりしていると、マッサージだけでは取れないこともあります。その場合に有効なのが、レザー用の色付きクリーム。傷が消えるわけではありませんが、クリームで色付いて傷が目立たなくなる可能性があります。

ただ、注意したいのが色合いです。革と同じ色味を塗ったつもりでも、塗ってみると違うカラーだったということもあります。ブラックであればそのリスクは比較的低くなりますが、それでも色味はしっかりと見極めましょう。

修理に出す

マッサージやレザークリームといった対処法が効かない場合は、修理に出すことをおすすめします。傷の状態によっては完全修復は難しいかもしれませんが、まずは相談してみるといいでしょう。

修理はもちろんシャネル正規店にて行ってもいいですし、一般の修理店でも受け付けてくれることがほとんどです。価格や修理ができる度合いは店舗によって異なりますので、お持ちのバッグの状態に合わせてお店を選ぶといいでしょう。

キャビアスキンだと傷がつきにくいって本当?

キャビアスキン画像

 

シャネルのマトラッセには、ラムスキン以外にもさまざまな素材が使われています。中でもラムスキンと似た素材として「キャビアスキン」という革が引き合いに出されることが多いでしょう。

キャビアスキンとは、牛の革に凸凹のエンボス加工がされたもの。型押しがキャビアの形に似ていることから、キャビアスキンと呼ばれています。

そんなキャビアスキンは、ラムスキンよりも傷がつきにくいと評判です。触ってみるとラムスキンよりも硬めの触感で、しっかりとした質感。劣化しづらいため、比較的長く使えると評判の高い素材です。

傷や汚れが気になるという方は、キャビアスキンのアイテムを検討されてみてはいかがでしょうか。

買取に出すという選択肢も

ラムスキンの傷を修理して長く使うことも素敵ですが、傷が気になる場合は思い切って買取に出してしまうのもひとつの手です。

 

RiZでは傷がついたバッグも買取が可能。状態によっては修理をしてからの方が査定額が高くつくこともあり、その際は修理のアドバイスをさせていただくこともございます。

傷だけで手放すのはもったいないのではないか、と考える方もいらっしゃいますが、査定額にて新しく傷がつきにくいバッグを購入することもできます。もちろん売りに出したバッグは捨てるのではなく、また誰かのもとに渡って使われ続けるため、環境に悪いことをしているわけでもありません。

傷は一度気になると、使うたびに気になってしまう方も多いものです。ぜひ買取という選択肢も視野に入れてみてはいかがでしょうか。