断捨離とは、不要なものを捨てて本当に必要なものだけを見極めること。とはいえ捨てるのが苦手な人にとっては簡単なことではありません。そこで、片付けや掃除が苦手な人でもスムーズに断捨離できるやり方をご紹介します。簡単なコツばかりですのでぜひ実践してみてください。

断捨離できない人の特徴

掃除や片付けを得意とする人も一定数いますが、その逆で物を処分することが苦手であるという人も少なくありません。では、なぜ断捨離に苦手意識をもってしまうのでしょうか。

断捨離のコツをご紹介する前に、まずは断捨離が苦手な人の主な特徴を見てみましょう。

もったいないと思ってしまう

断捨離に苦手意識がある人の多くが「もったいない」という気持ちを抱いています。いざ処分しようと思っても買った時の思い出が気になったり、値段を考えると捨てるのをためらってしまったり…。

それもそのはず。人間は自分が所有しているものに対して、価値を感じやすいといわれています。まだ持っていないものよりもすでに持っているものに価値を感じるため、要らなくなったものに対しても「もったいない」と思ってしまうのです。

面倒くさい

物を捨てることや、何を捨てるか選別することが面倒だと感じてしまう人も。物をたくさん所有していればいるほど動き出しに抵抗感を覚えてしまうことでしょう。断捨離＝掃除だと考えると面倒に感じ、動き出せなくなってしまうのです。

片付けが苦手な人でもできる断捨離の5つのコツ

現時点で断捨離ができていない人も、コツを掴むことでどんどん物を整理することができるようになります。ではさっそく、片付けが苦手な人でもできる断捨離のコツを5つご紹介していきましょう。

捨てるという選択肢ではなく“売る”

断捨離と聞くと、物を捨てるのはもったいないと考える人も多いことでしょう。しかし、何も断捨離するからといって不要なものを捨てる必要はありません。“売ってお金に変える”と考えればいいのです。

例えば何か欲しいものがあったとしたら、それを買うためにはお金が必要ですよね。そのお金を、持っているものを売ることで作れたらどうでしょう。なんだか得をした気分になりませんか？

また、売って誰かが使ってくれるのだと思うと「もったいない」という気持ちも薄れることでしょう。

断捨離というよりも、「何か売れるものはないかな」と考えるとワクワクしながら整理を進められるかもしれませんよ。

寄付する

売るという選択肢と同じく、「寄付」という選択肢を増やしてみてはいかがでしょうか。

寄付をすることによって、衣服などが恵まれない国で再利用されたり、不用品を売却したお金が慈善活動に回されたりするのです。

そうした活動に参加できると思うと、断捨離に対して前向きになれるのではないでしょうか。

何日かに分けて行う

断捨離と聞くと、一気に終わらせなければと思ってしまう人も少なくありません。しかし、一気にやろうとすると腰が重くなってしまうもの。

断捨離は何も時間や期限を決めて行う必要はありません。毎日少しずつ進めてもいいですし、毎週日曜日の午前中など定期的な日程を定めてもOKです。

一気に行うよりコツコツと進める方が向いている人もいます。ぜひ自分に合った方法で行いましょう。

実際に身に付けてみる

衣服やファッション小物、アクセサリーに関しては特に処分を悩んでしまうもの。しばらく使っていなかったとしても、「いつか使うかも」と考えてしまうのです。

もし処分に悩んだら、面倒でもその場で実際に身に付けてみましょう。どこか違和感はありませんか？　もし少しでも違和感を感じたら、「いつか」が来ることはないと思った方がいいかもしれません。

無理に処分しなくてOK

断捨離となると、とにかく物を大量に処分しなきゃいけないのではないか…と不安に思ってしまう方もいるでしょう。

しかし、無理に物を処分するとかえってストレスになることもあります。

本当に納得できた場合のみ処分し、そうでない場合は一度保留にするなどして自分の気持ちと向き合う時間をとっても大丈夫です。

自分のペースで断捨離を行いましょう。

不要なものは買取に出せば一石二鳥

先ほども「売る」という選択肢を挙げましたが、これは断捨離がもったいないと感じてしまう人にはとてもおすすめの方法です。

特にブランド物や時計、ジュエリーなど、高価買取が見込めるものであれば買取に出すことで得する可能性があります。

きれいな状態でないと買い取ってもらえないのでは？　と思う方もいることでしょう。RiZでは、革の破れや傷があっても買取できることが多くあります。使用感がたっぷりあったとしても、しっかりと査定金額をお出しすることができるのです。

不用品を買取に出すことで部屋はすっきりし、資金が手に入ります。また、不要になったものを誰かがどこかで使ってくれるという良いサイクルが生まれるのです。

断捨離をする際は、ぜひ買取に出せるものがないかもチェックしてみてください。