時計を売る際の査定では何を見られる? 高く売るためのコツを紹介
時計を売ると決めた際、気になるのが査定時のことではないでしょうか。どのような点をチェックされるのか、どうすれば高く売れるのかについて考える方は少なくないはずです。
そこで今回は、時計を売るときにどのようなポイントを見られるのかについてご紹介。売りたい時計がある方はぜひ参考にしてください。
時計を売るときの査定で鑑定士が見る9つのポイント
ではさっそく、時計を売る際に査定でチェックされやすいポイントについて紹介していきましょう。
ケースの傷
ケースとは、時計本体のこと。素材はシルバーやゴールドなどさまざまなものが使われています。
長年使っていると、ケースに傷がついてしまうことも。どの程度傷があるのかや、エッジが削れていないかについてみられることが多いでしょう。肉眼では見えないような小さな傷についてもチェックされることが多い部分です。
文字盤の状態
文字盤は時計の顔とも呼べる大切な部分。状態が良ければ良いほど査定額に影響してきます。傷がついていないか、割れていないかについてチェックが入ることでしょう。
また、文字盤は紫外線によって日焼けしやすい部分でもあります。直射日光の当たる場所にはなるべく置かないようにしましょう。
ブレスレット・ベルトの状態
メタルのブレスレットであれば、ゆがみが生じることもあります。これは長年使っていることによる伸びが原因。持ち上げた時にゆがんでいないかは、鑑定士が見るポイントのひとつです。また、もし余りのコマ(ブレスレットを構成する部品)が手元にある場合は、一緒に査定に持っていきましょう。
革のベルトであれば、傷や汚れ、凹み、ヤケなどがないかをチェックします。革のベルトは匂いがつきやすいという特徴もあるため、保存環境には注意が必要です。
ベゼルの回転
ベゼルとは、ガラスの周りのパーツのこと。時計のモデルによってはベゼルが回転するものもあるため、スムーズに回転するかをチェックします。
もし汚れが詰まっている場合は、ベゼルがうまく回転しないことも。目に見えるほこりなどは除去してから査定に持っていくと良いでしょう。
時計針の状態
時計の針についても、欠けや色ハゲがないかを確認します。GMT針(違う都市の時間を表示できる針)やストップウォッチ機能がついている時計であれば、その部分の針についてもしっかりと精査されるでしょう。針の動きが鈍い場合、査定額が下がる対象になり得ます。
リューズやボタンの状態
リューズ(時刻などを操作する部分)の状態や、ボタンがついている場合はボタンの状態についても査定時のチェック対象です。リューズがうまく作動するのか、ボタンはスムーズに押せるのかなどを確認します。
特に手巻き式の時計についてはリューズが劣化する可能性が高いため、巻いた時の感覚を丁寧に調べることが多いでしょう。
時計の精度
時計のメインの用途といえば時間を示すことです。正確に時間を示してくれるかどうかについてももちろんチェック対象となることでしょう。時計の精度については専門の機械を使って検証することがほとんど。ズレが生じている場合はパーツ交換や修理が必要なため、査定額が下がる場合があります。
修理可否
時計の傷などについては、少し磨けばきれいになることもあります。そうでない傷の場合は、修理に出してから販売したり、傷がついたまま売りに出したりといった判断が必要です。そうなると、査定額がマイナスになることもあります。
修理に出してもどうにもならないような傷や故障に関しては、大幅に査定額が下がる可能性も考えられるでしょう。
付属品の有無
時計に限らず、買取査定時には付属品の持参が必須です。付属品があるだけで査定額が上乗せされる場合もあるため、購入時についていたものはすべて一緒に持参するようにしましょう。
もちろん付属品がなくても買取自体は可能ですが、ある場合と比べると劣ることも。箱や保証書など、あるものは何でも持ち込んでみてください。
時計を高く売るには
時計を少しでも高く売るためのポイントは以下の3つ。
・なるべく良い状態で保存する
・付属品を残しておく
・実績のある店で売る
まず、保存状態については非常に重要です。直射日光の当たるところや湿気のあるところに置いておくと劣化が早まる可能性があります。時計の保管については「腕時計はどうやって収納するのがおすすめ? おしゃれで見やすい収納の仕方」でも紹介しているので、ぜひご覧ください。
また、付属品については前述した通りあるに越したことはありません。売る可能性がある場合は付属品を捨てずにしっかりと保管しておきましょう。
買取については、お願いする店舗によって査定額が大きく変わることも少なくありません。お店選びの基準としては、「高額買取の実績があること」「プロの鑑定士が在籍していること」などを見ておくといいでしょう。
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株式会社K・ライズホールディングス 営業本部
桑原 翔(Kuwahara Tsubasa)
1987年4月生まれ、趣味はパソコンいじりと音楽全般。専門商社の営業職とSaaS(クラウド)のカスタマーサクセスやマーケティング業務を経て、K・ライズホールディングスに入社。営業本部所属で、主に「國丸」「あぐり家」「RiZ」を担当し、各事業のサイトのディレクションやオンラインマーケティングのほか、オフラインマーケティングを担当。