メルカリでブランド品を出品する際のリスクや注意点を解説

2023.9.26

メルカリでブランド品を出品する際はいくつか注意したい点があるので、出品前と出品時に分けて解説します。

 

ブランド品をメルカリで売る予定がある方はぜひ最後まで目を通してください。

 

メルカリでブランド品を出品する前に注意したいこと 

メルカリはフリーマーケットのように、誰でも簡単に不用品を個人間で売買できる便利なアプリです。

しかし、ブランド品のように偽物が紛れ込みやすい商品の扱いにおいては、注意しないと思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。

そこで、こちらではブランド品の出品時に注意したいことを3つ紹介します。

AIによる監視

ブランド品の出品で最も警戒されているのが、「偽ブランド品」の出品です。

それを防ぐため、メルカリではAIによる監視を常におこなっています。

出品された商品について、特定の情報が記載されているか否かをチェックし、偽ブランド品があればすぐに削除する仕組みになっているのです。

削除とはいかないまでも、出品するのに必要な情報が不足しているだけで、自動的に出品停止となることもあります。

ユーザーによる通報

メルカリではAIだけでなく、ユーザーによる通報でも偽ブランド品の取り締まりをおこなっています。

ユーザーによる違反通報があれば、運営側の人間がチェックをして、適宜対応してくれます。

運営側の目視監視

偽ブランド品を排除するための3つ目の手段が、運営側の人間による目視監視です。

運営側の人間は定期的に出品された商品のパトロールをおこなっているので、仮にAIのチェックを逃れたとしても、目視監視によって発覚するケースもあるでしょう。

なお、AIと同様に偽物かどうかを判断する基準は一切公開されていません。

メルカリでブランド品を出品する際の4つの注意点

出品する側に悪意がなく、正規のブランド品を出品したとしても、それでもトラブルに巻き込まれる可能性はあります。

場合によっては、加害者に仕立て上げられたり、自分の商品を盗まれる可能性もあるでしょう。

そこで、こちらでは実際にメルカリでブランド品を出品する際に注意したいことを4つ紹介します。

誤って偽ブランド品を出品する可能性がある

まず注意したいのは、偽ブランド品であることに気づかずに出品してしまうケースです。

AIかユーザーによる通報か、それとも運営側による目視監視か、何らかの方法により偽物であることが発覚した場合、出品は停止され、アカウントの利用に制限がかけられることがあります。

購入者が警察に通報すれば、最悪の場合は法的なトラブルに発展する可能性もあるでしょう。

出品するブランド品が正規店で買ったものでないのであれば、きちんと本物である確証を得てから出品するのが無難と言えます。

本物のブランド品がすり替えられるリスクがある

一番警戒したいのが「すり替え詐欺」です。すり替え詐欺とは、本物のブランド品を購入したユーザーが偽ブランド品とすり替え、不正な返品を要求するものです。

元々出品していた本物のブランド品の詳細な写真がない限り、返品後にすり替えられたことを証明するのは中々難しいでしょう。

このような事態を防ぐためには、まず商品の詳細な写真を撮影しておくこと、そして取引相手のアカウントが信頼に足るものかどうかを確認することが重要です。

個人間取引特有のリスクがある

前述のすり替え詐欺のように、個人間取引では特有のリスクがあります。

あからさまな詐欺行為でなかったとしても、「購入したブランド品が届いたが、写真と微妙に違った」「返品されたブランド品に傷がついている」などのトラブルが起こる可能性は十分にあるのです。

極端に悪質なユーザーについてはメルカリ側が対応してくれますが、基本的に個人間のトラブルは個人間での解決を求められます。

メルカリにおける売買取引は、不動産の売買取引のように仲介会社が存在するわけではありません。

お互いの名前が書かれた契約書を交わすわけではないので、何か問題が起きた際に法的な訴えを起こすことも難しいです。

メルカリはあくまでユーザー同士を繋げるプラットフォームでしかないので、個人間特有のリスクについてはある程度理解しておく必要があるでしょう。

取引をするにはコストがかかる

メルカリに限ったことではないですが、個人間で売買ができるプラットフォームを利用する際は複数のコストがかかります。

中でも大きな出費となるのが「販売手数料」です。メルカリでは、売上金の10%を販売手数料としてメルカリに支払わなければなりません。

また、アプリ上で表示されている売上金を銀行口座に振り込むときの「振込手数料」もかかります。

1回振り込むごとに一律で200円の手数料がかかるので、まとまった売上が立つまではお金を移動させない方が懸命でしょう。

また、ブランド品を発送する手続きや梱包作業も必要です。

ブランド品を雑に梱包するわけにはいきませんので、段ボールや緩衝材、包材、ビニール袋など、素材にもこだわって梱包する必要があります。

こうしたタイムコストがかかることも理解しておく必要があるでしょう。

 

メルカリで悪質なユーザーを見極めるコツ

メルカリでブランド品を出品する際は、悪質なユーザーに注意する必要があります。

そこで、こちらでは悪質なユーザーを見極めるコツを3つ紹介します。

取引数があまりに少ない

メルカリにおける悪質なユーザーにありがちな特徴の1つは、取引数があまりに少ない場合です。

悪質なユーザーは、悪い評価がついて汚れてしまったアカウントを捨てて、新しいアカウントを作るという作業を繰り返している可能性があります。

もちろん、単純に取引回数が少ないだけの可能性もありますが、やたらと使い方に詳しいのに取引数が少ないユーザーには注意した方がいいかもしれません。

評価が悪い

取引数と同様に、評価が悪いユーザーにも注意が必要です。

評価が悪い理由はさまざまですが、評価が悪いユーザーの中には「無茶な価格交渉をしてくる人」や「高圧的な態度を取る人」がいることもあります。

ブランド品のような高額商品を売ってもトラブルが起きないかどうか、過去の取引は評価されているかどうかを慎重に見極めましょう。

日本語に違和感がある

詐欺行為を働く人の中には、外国人がいることもあります。

外国人が使っているアカウントの場合、コミュニケーションがうまく取れなかったり、プロフィールの文章がわかりにくかったりなど、何かしらの違和感があるものです。

あくまで1つの兆候でしかないですが、購入相手のアカウントをチェックする際は、日本語に違和感がないかどうかも確認しましょう。

 

メルカリでのブランド品の出品に関してよくある質問 

最後に、メルカリでのブランド品の出品に関してよくある質問に回答します。

メルカリで偽ブランド品を出品した場合の対応は? 

取引が無効となることはもちろん、サービスの利用が制限される可能性があるでしょう。

また、商標法や著作権法などに違反する可能性があり、実刑となれば懲役10年以下、罰金1000万円以下が科せられる可能性があります。

偽物の出品を避けつつ、正規品か自身で判断できない場合は出品しないようにしましょう。

メルカリで保証書のないブランド品は販売できる? 

メルカリでは、シリアルナンバーの写真がない場合、購入時のレシート写真がない場合、また購入経路が不明な場合、出品が停止される可能性があります。

そのため、保証書のないブランド品を出品した場合、削除対象となる可能性もゼロではありません。

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