部屋の中に物が溢れ返った結果、意を決して断捨離をする40代独身の方は少なくありません。

「思いきって全部捨てるべきだろうか？」と思うかもしれませんが、焦らないことです。

いざ捨ててから後悔しないように、こちらでは正しい断捨離の方法を解説します。

特に、捨てる物と捨てない物の判断基準が必要な方は参考にしてください。

全部捨てる？40代独身の方にオススメの断捨離の方法

断捨離を始める際、あまりに物が多過ぎて「全部捨てた方がいいのではないか？」と思うことがあります。

しかし、多すぎる物を一気に全部捨てるのは骨が折れる作業ですし、捨てたら後悔する物まで捨ててしまう可能性があるので注意が必要です。

そこで、以下のポイントを押さえた上で断捨離をおこなってみてください。 

ポイント1：1つのエリアからスタートする

始める場所を一箇所に絞り、その場所だけを徹底的に整理することをオススメします。

例えば、まずはクローゼットから始めて、次に書斎、そしてキッチンといった流れです。

最初から心が折れないように、まずは比較的楽そうなエリアからスタートするといいでしょう。

ポイント2：継続的に整理する

断捨離は継続的におこなうことが大切です。

月に一度か二度、週末の時間を利用して、決めたエリアを整理することで習慣化しやすくなります。 

ポイント3：無理をしない

忙しい日や体調が優れない時は、無理に断捨離をしなくて大丈夫です。

あくまで自分のペースで少しずつ進めていきましょう。

ポイント4：一巡したら再チェック

一通りのエリアの断捨離が終わったら、再び最初の場所から整理を見直すことをオススメします。

時間が経つことで、新たに不要と感じる物が出てくることもあるため、定期的な見直しをおこなうと良いでしょう。

40代独身の方に断捨離をオススメする理由

こちらでは40代独身の方に断捨離をオススメする3つの理由を紹介します。

物が多すぎるから

40代になるまで物を捨てるのが苦手だった人は、自分で購入した物やプレゼントでもらった物など、これまでの人生で手に入れてきたたくさんの物が部屋中に溢れ返っています。

しかし、年齢を重ねたことで、それらの物を手に入れた頃と今とでは、趣味や趣向が変わっていることもあるでしょう。

だからこそ、40代になったこのタイミングが、自分に本当に必要なものとそうでないものを見極める絶好の機会と言えます。

親しい人に迷惑をかけるから

部屋に物が溢れかえっていると、まともに人を招くこともできません。

急な訪問があった際、恥ずかしい思いをする可能性もあります。

断捨離をおこなうことで不要なものを減らし、訪問者を迎える際の心の余裕を持つことができるでしょう。

時間的な余裕ができたから

若い時は仕事や恋愛など、何かと時間の余裕がない時期が続きます。

その点、40代になるとキャリアや人間関係で一通りの経験をし、多少は時間的な余裕が生まれる傾向があります。

独身であれば家族との時間を過ごす必要もないので、自分に使える時間は多いです。

自宅の断捨離を始めるには良いタイミングと言えるでしょう。

断捨離で期待できる効果

続いて、こちらでは断捨離によって期待できる効果を4つ紹介します。

時短

日常生活で物を探す時間は意外と長いもので、これが日々活動できる時間を圧迫している可能性があります。

断捨離を通じて物の整理・整頓を徹底すれば、必要な物がすぐに手の届く場所にあるので、物を探す時間が減り、時短につながるでしょう。

日々の生活がスムーズになり、より有意義な時間の使い方ができるはずです。

浪費の削減

不要な物を身の回りからなくすことで、自分が何を持っているのかを把握しやすくなり、何が必要で何が不要かの区別もつきやすくなります。

このような状態であれば、すでに持っている物を間違って買ったり、衝動買いをしたりする機会が減るでしょう。

物を捨てることが、結果として浪費削減に繋がります。

荷造りが簡単

断捨離をおこなった後の室内は物の配置が明確になります。

そのため、旅行や移動の際に何を持っていくべきかが明確になり、荷造りの時間が大幅に短縮されるでしょう。

 

急な訪問でもOK

物がきちんと整理されていると、突然の来客や友人の訪問でも慌てずに対応できます。

部屋が常にきれいな状態で保たれているので、予期せぬ訪問があっても気軽に迎え入れることができ、人と交流する機会を増やせるでしょう。

断捨離せずに残しておきたい物4選

断捨離で特に注意したいことは、捨てなくていい物まで捨ててしまうことです。

特に思い入れのある物や生きがいに通ずる物を誤って捨てた場合、激しく後悔することになります。

そこで、こちらでは断捨離せずに残しておきたい物を4つ紹介します。

着慣れた服

日常的によく着ている、心地よいと感じるような服は、断捨離の対象から外していいでしょう。

自分の体やセンスに合う服は、単純に着心地が良いだけでなく、安心感や居心地の良さをももたらしてくれます。

また、着慣れた服はトレンドに関係なく長く着続けられるので、浪費防止にも繋がります。

家具・生活用品

ソファ、ベッド、クローゼットなど、長年使ってきた家具や生活用品は使い勝手が良く、自分の生活スタイルに合わせて選んだものが多いです。

壊れて生活に支障が出ている場合は別ですが、そうでないのであれば、無理に断捨離をする必要はないでしょう。

電化製品

近年の電化製品は高機能でありながら、短期間で新しいモデルが出ることが多いです。

しかし、現在使用している製品が問題なく機能しているのであれば、新しいものに変える必要はありません。

また、長く使っている電化製品は使い勝手や操作方法に慣れているため、なくなったり買い替えたりすると、むしろ生活が不便になる可能性が高いです。

断捨離の対象からは外しても良いでしょう。

生きがいを感じる物

趣味や特別な思い出に関連する物は、日々の生活に彩りを与えてくれたり、生きがいを感じさせてくれたりします。

特に既製品ではなく手作りの物の場合は、捨てると二度と手に入れることができないので、断捨離の対象からは外すことをオススメします。

40代独身の方にオススメしたい「物以外の断捨離」

断捨離の対象は物だけではありません。

40代ともなれば、心の中にも不要な物がたくさん溜まっています。

そこで、こちらでは40代独身の方にオススメしたい物以外の断捨離を紹介します。

人間関係を断捨離する

私たちの人生にはさまざまな人間関係が絡んでおり、時には自分にとってデメリットしかないようなネガティブな関係もあります。

簡単にはその関係を切ったり、距離を置いたりすることは難しいかもしれません。

しかし、その人間関係のせいで自分の精神が悪い状態にあるのなら、関係を見直す勇気も必要です。

その点、現代人はスマホがあれば、いつでもどこでも簡単に他人と連絡が取れます。

アドレス帳から連絡先を消す、しつこく連絡してくる相手を着信拒否に設定するなどして、人間関係の断捨離をしましょう。

服のこだわりを断捨離する

年齢を重ねると、自分のスタイルや好みがはっきりしてきます。

自分が着ない色、着ない素材、着ないシルエット、着ないブランドなどが明確になります。

もしそのような状況なのであれば、いっそのこと服のこだわりを断捨離するのも手です。

たとえば、季節ごとに着る服のパターンを決めて、色違いをまとめ買いしたりなどです。

そうすることで無駄な服は買わなくなりますし、毎日服のコーディネートを考える時間も削減できます。

食事のこだわりを断捨離する

食生活においても、不要な制限やこだわりを見直すことが大切です。

健康や美容のための食事制限は大切ですが、過度な制約はストレスになる可能性があります。

また、思い切って何を食べるのか、メニューを決めてしまうのも手です。

具体例として、栄養バランスを考えて1週間の食事メニューをローテーション化すれば、何を食べるか考える時間を大幅に削減できるでしょう。

情報を断捨離する

情報源がテレビや新聞中心だったひと昔前と比べて、現代人が触れる情報量は飛躍的に増えたと言われています。

今ではニュースアプリ、インスタグラムやX（旧Twitter）などのSNS、LINEやSlackなどのコミュニケーションツールなど、スマホの電源を入れておけばひっきりなしに情報が送られてきます。

しかし、中には信頼性の低い情報・フェイクニュース、不要な情報が含まれていることも事実です。

だからこそ、そういった不要な情報は極力排除することをオススメします。

関心のある情報のみを収集することで、情報過多から解放されて、大幅な時間節約につながるでしょう。

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