ダイヤモンドがキラキラしない原因と対処法を解説

「昔はキラキラ輝いていたダイヤモンドが、全然キラキラしない・・・」

 

ダイヤがついたアクセサリーや時計を持つ方の中には、このような悩みを抱える方が少なくありません。

そこで、こちらではダイヤモンドがキラキラしない原因と、その対処法を解説します。お持ちのダイヤモンドにかつての輝きを取り戻したい方、売りに出す前に綺麗にしたい方は参考にしてください。

ダイヤモンドがキラキラしない原因

こちらではダイヤモンドがキラキラしない主な原因を2つ紹介します。

光が少ない

1つ目の原因は「光が少ない」ことです。そもそもダイヤモンドの光は、光の明るさ、七色の光、きらめきの3つの要素で構成されています。

店頭のショーケースに並んでいたときはキラキラ輝いていたのに、自宅で確認するとそれほど輝いて見えないのは、3つの要素が揃っていないためです。

たとえば、強い光を浴びていない自然光のような環境では、ダイヤモンドの輝きは極めて限定的になります。光が弱いと、手で軽く触っただけなのに曇って見えることもあるほどです。このように、単純に光量が少ないだけでキラキラしていないケースは多いです。

皮脂汚れがある

ダイヤモンドがキラキラしないもう1つの原因が皮脂汚れによるものです。

ダイヤモンドには皮脂汚れが付着しやすい2つの特性があります。1つは新油性と言い、脂が

馴染みやすくなっています。2つ目は疏水性(そすいせい)で、水と混ざりにくくて水を弾いてしまう特性があるのです。

この2つの特性により、ダイヤモンドは皮脂汚れや化粧品などの汚れが、付着しやすくなっています。脂と馴染み、水を弾くので、水で洗い流すだけだと十分な清掃効果は得られません。結果的にキラキラしない原因となるのです。

ダイヤモンドのキラキラを取り戻す方法

こちらでは、ダイヤモンドのキラキラを取り戻す3つの方法を紹介します。

ただし、それぞれに注意点があり、やり方を間違えるとダイヤモンドが破損する可能性があります。ですので、実践する際は自己責任の上で十分に注意してください。

中性洗剤を使う

皮脂汚れだけの場合、中性洗剤で洗えば大抵は綺麗になります。アルコールで消毒した後、水で薄めた中性洗剤で汚れを洗いましょう。

注意点として、必ず研磨剤が含まれていない中性洗剤を使ってください。誤って研磨剤が含まれる洗剤を使った場合、ダイヤモンドや周りの貴金属部分が傷つく恐れがあります。

重曹を使う

さまざまな掃除で活躍する重曹ですが、ダイヤモンドの手入れにも活用できます。ダイヤモンドのくすみの原因となる油分は酸性ですので、重曹に含まれる弱アルカリ性の炭酸水素ナトリウムと中和することで、汚れが落ちます。

手順としては、まず濡れた歯ブラシの毛先に重曹をつけます。そのブラシをダイヤに優しく擦って、汚れを洗い流してください。歯ブラシは毛先が柔らかいものを使うのがポイントです。

ただし、重曹をつけすぎたり、歯ブラシで強く擦りすぎると傷がつく可能性があるので注意してください。

超音波洗浄機を使う

3つ目の方法は、超音波洗浄機を使ったものです。こちらは宝飾店にクリーニングを依頼した際におこなわれる方法で、無料で洗浄サービスを実施している店舗も多くあります。

また、最近では自宅で気軽に超音波洗浄ができる洗浄機も販売されているので、そちらを利用するケースも増えています。

ただし、小さな傷があるジュエリーの場合、超音波洗浄機に入れると欠けたり、台座からダイヤモンドが外れたりすることがあるので注意が必要です。

自分で洗浄機を使うのに不安がある方は、できるだけ専門店に依頼することをオススメします。

ダイヤモンドを自宅でセルフクリーニングする手順

こちらでは改めて、中性洗剤を使って自宅でダイヤモンドをセルフクリーニングする手順を紹介します。

クリーニング費用は1回2000円〜3000円ほどかかりますので、出費を増やしたくない方はこちらで紹介する手順を参考にしてください。

  • 必要なもの

液体の中性洗剤(食器洗い用)

毛先の柔らかい歯ブラシ

柔らかいタオル

ぬるま湯

プラスチックのトレイ(洗いおけとして使用)

  • 手順

⑴洗浄液をつくる

トレイに中性洗剤とぬるま湯(または水)を入れて混ぜましょう。

固形洗剤には研磨剤が含まれることがあり、傷の原因になるのでできるだけ液体洗剤を使ってください。

 

⑵洗う

ダイヤモンドを洗浄液に浸します。歯ブラシの毛先で優しく擦りながら、汚れを洗い流しましょう。しつこい汚れがある場合は、30分ほど漬け置きしてから洗います。

 

⑶洗剤を落とす

トレイに水を入れて、その中でダイヤモンドについた洗剤を落とします。洗剤が完全に落ちるまで何度か水を取り替えましょう。

 

⑷ダイヤモンドの水分を拭く

柔らかいタオルでダイヤモンドの水分を拭き、乾かしましょう。水分が残ってしまうとダイヤモンドがくもったり、貴金属部分が劣化したりする原因になります。

なお、ドライヤーの冷風で乾かすこともできますが、その際は誤って温風を使わないようにしてください。貴金属部分が熱されてやけどをする恐れがあります。

ダイヤモンドを売る際の注意点

ダイヤモンドを持ち続けている方の中には、そろそろ売ろうと考えている方もいるかもしれません。そこでこちらではダイヤモンドを売る際の注意点を4つ紹介します。

業者のホームページを確認する

ダイヤモンドを売る業者を選ぶときは、必ず業者のホームページを確認しましょう。

特に注目したいのは買取実績です。売ろうとしているダイヤモンドと似た商品を買い取った実績があれば、買取価格の参考になるでしょう。

複数の業者で査定をする

買取業者を選ぶ際、できるだけ複数の業者に査定依頼をしましょう。1つの業者しか査定しなかった場合、その査定結果が適正かどうかを判断しにくいためです。

運悪く悪徳な業者に

当たってしまったら、相場より安い金額で買い取られてしまう恐れがあります。

その点、複数の業者に査定依頼をすれば、それぞれの査定結果を比較して、相場を把握することが可能です。

複数の業者とやりとりするのは面倒と思う人もいるかもしれませんが、ダイヤモンドの売買取引は高額になる傾向があります。

業者選びを誤ると数万円単位、あるいはそれ以上の損をする可能性があるので注意が必要です。

鑑定中の様子にも注目する

ダイヤモンドを鑑定している間は、できる限りその様子を観察してみてください。

ダイヤモンドを雑に扱っていたり、極端に鑑定時間が短かったりする場合は、買取先としてオススメできません。

同様に、査定結果の根拠を詳しく開示してくれない業者も警戒が必要です。やましいことがない限り、査定結果の根拠を隠す必要はないからです。

また、買取を断ろうとすると態度が高圧的に変わる業者もオススメしません。最終的に売るかどうかを決めるのは持ち主ですので、少しでも疑念や不安が残る場合は正々堂々と買取を断りましょう。

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鑑定書を持参する

ダイヤモンドの鑑定書を持っているなら、査定には必ず一緒に出しましょう。鑑定書がなくても買い取ってもらうことは可能ですが、鑑定書があるとダイヤモンドの品質を手っ取り早く証明できるので、査定でプラスになる可能性があります。

まずは簡単ラインで査定

 

ダイヤモンドの買取ならRiZへ

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また、店舗買取や出張買取のほか「カンタンLINE買取(宅配買取)」といったサービスもご用意しています。

中でもカンタンLINE買取は、対象商品の写真を送るだけで査定依頼が完了するため、大変ご好評いただいています。

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