洋服は適正枚数を決めておかないと、際限なく増える可能性があります。
特に女性の方は洋服が多いので、自分が持っている洋服を把握しきれず、似たような洋服を買ってしまいがちです。
そこで、こちらでは女性の方向けに洋服の適正枚数や洋服を減らすコツを解説します。
女性の洋服に適正枚数はある?
洋服の適正枚数は人によってそれぞれかもしれませんが、一応適正枚数は「100枚以下」と言われています。
ではその「100枚以下」という基準は多いのか、少ないのか、オシャレな女性は何枚洋服を持っているのか、ミニマリストは何枚なのかなど、実態を次章以降で解説します。
女性の洋服の平均枚数
こちらでは女性の洋服の平均枚数や、所有する洋服をどの程度着ているのかなど、実態を紹介します。
平均枚数は150枚〜200枚
自分の持っている洋服の枚数を全て把握できている人はそれほど多くありません。
実際、あまり持っていないと思っていても、いざ数えるとかなり多い人はいます。
中には、クローゼットに入りきらないほどの枚数になっている人もいるでしょう。
宅配買取サービスをてがける株式会社デファクトスタンダードの調査によると、女性が持っている洋服の平均枚数は150〜200枚とのことです。
枚数は加齢とともに減っていく傾向があり、40代、50代になると平均枚数は65枚となっています。
参考:「株式会社デファクトスタンダード」(ドリームニュース)
3分の1は着ていない
興味深いことに、同社の調査によれば200枚近い平均枚数のうち、ほとんどの服を着ない人が多いようです。所有する洋服のうちよく着るのは3分の1程度になります。
200枚の3分の1なので60〜70枚、仮に洋服の値段を1枚1000円としたとして、6万円〜7万円分の服が持ち腐れの状態にあると言えます。
このような状態を放置することは、金銭的な無駄にもスペース的な無駄にもつながるので、あまり良いこととは言えません。
kオシャレな女性の洋服の枚数
オシャレな女性の洋服の枚数は何着なのか、参考までにテレビや雑誌で得られた情報を基に、俳優の方やスタイリストの方の情報を紹介します。
- 北川景子さん(俳優)
テレビ番組『櫻井・有吉THE夜会』に出演した際に、北川景子さんが自身の生活の工夫を紹介するコーナーがありました。
そこで明らかになったのが、部屋を整頓しておきたいという理由で、所有する私服が10枚程度しかないという事実です。
衝動買いはほとんどなく、「2枚買いたい洋服があったら、2枚処分できるものがないか考えてから買う」とのことでした。
さらに、着なくなった洋服は捨てずに業者に買い取ってもらうそうです。倹約家としての徹底ぶりがうかがえます。
- 山本あきこさん(スタイリスト)
山本あきこさんはTBSの人気テレビ番組『ラヴィット』や数々の有名雑誌に出演する著名なスタイリストの方です。
そんな山本さんの著書「毎朝、服に迷わない」にて、基本となる洋服の枚数は21枚であることが語られています。
シンプルかつベーシックな洋服を多く揃えることで、コーディネートを組みやすくしているとのことです。
- あぽんさん(インスタグラマー)
あぽんさんは21.6万人のフォロワーがいる人気のインスタグラマーの方です。
ミニマリストとして有名であり、元々所有していた600枚もの洋服を20枚まで減らしたことが明らかになっています。
女性の洋服の適正枚数
ここからは女性の洋服の適正枚数やその根拠などを解説します。
適正枚数は100枚以下
平均枚数が150〜200枚で、そのうち3分の1の洋服を着ていないわけですから、単純計算で適正枚数は100枚以下であると言えます。
中には60枚前後で十分という人もいるかもしれませんが、1つの目安として100枚を上限としておくといいでしょう。
1週間分のコーデがあると便利
トータルの枚数で管理するのも良いですが、シーズンごとに必要な洋服の枚数を計算してみるのもありです。
持っている洋服を春・夏・秋・冬に分けて、それぞれ1週間分のコーディネートを考えてみましょう。
具体的にはトップスを7枚、ボトムスを7枚、それらに合わせるアウターを決めれば完了です。
1週間分のコーディネートを決めておけば、あとはそのローテーションを繰り返すだけでワンシーズンを過ごせます。
ミニマリストは10枚前後
先述した北川景子さんや山本あきこさん、あぽんさんのように、必要最低限の物だけで生活するミニマリストの方が近年増えています。
本格的にミニマリスト生活を送っている方の場合、洋服の枚数はさらに減ります。
たとえば、平日はトップスとボトムスをそれぞれ2枚、休日はトップス3枚とボトムス2枚と、本当に最低限の枚数(10枚前後)でやりくりしているのです。
ただし、ミニマリストのように少ない洋服の枚数で日々を過ごすには、毎日洗濯をして、洋服を清潔に保つ必要があります。
女性が洋服の枚数を減らすコツ
最後に、今持っている洋服の枚数を減らしたい方向けに、枚数を減らす4つのコツを紹介します。
1年以上着ていない洋服を処分する
洋服の断捨離をする際に、捨てるか残すか迷う方は多いでしょう。
そこで、1つの基準として覚えておきたいのが「1年以上着ていない洋服は捨てる」ということです。
一目惚れして買った洋服、思い入れのある洋服だとしても、1年以上着ていないのであれば、もはやその洋服はタンスの肥やしです。
今後も着る可能性は低いので、処分する候補にするといいでしょう。
ポイントは、1年以上着ない洋服の中から着回しのしにくい洋服を選ぶことです。
- 1年以上着ていない
- 他の洋服との組み合わせもしにくい
この2つの特徴を持つ洋服を処分の対象にすると、洋服の断捨離が捗るでしょう。
年齢に合わない洋服を処分する
2つ目のコツは、年齢に合わない洋服を処分するということです。
今でも定期的に着ていて、着回しのしやすい服だったとしても、その服が今の年齢に合っていないと思うのであれば、処分を検討しましょう。
若い時に好きで買った洋服でも、年齢を重ねて似合わなくなることは往々にしてあります。
好きな洋服かつ今の自分の年齢に合うものを残すことをオススメします。
残した洋服をリストアップ
3つ目のコツは、最終的に残した洋服をリストにしてすぐチェックできるようにしておくことです。
自分がどのような洋服を持っているのか把握できていれば、今後似たような洋服を買わずに済みます。
リストは簡単な手書きのものでもいいですし、スマートフォンのメモ帳にメモしておいてもいいでしょう。
衣替えの時期の少し前におこなう
洋服の断捨離をするのは、衣替えの少し前の時期がオススメです。
たとえば、冬服は秋頃に、夏服は春頃に買取に出すといいでしょう。
なぜなら、買取業者はその時期に次期シーズンの販売用に洋服を仕入れるのが一般的だからです。
業者によっては買取強化キャンペーンが開催されており、通常よりも高く買い取ってもらえる可能性もあります。
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