オニキス 価値

オニキス価値

オニキス価値

オニキス 価値

漆黒の輝きが美しいオニキスは、日本でもとても有名な天然石の一つです。

歴史は古く、古代ペルシャなど世界各地で魔よけの護符やお守りとして、大切に使われてきました。

オニキスは、強力な魔よけの力を持つことから「縁切りの石」とも呼ばれており、悪縁を断ちトラブルから持ち主を守る石として知られています。

オニキスは、外からの邪気や邪念を祓い、持ち主を外的なアタックから守る効果と、自分の内に悪感情が渦巻いてしまう時なども、同じ効果を発揮してくれると言われてます。

またインドでは、行者が邪念を払うため使っていたそうです。

旧約聖書など歴史的な書物にも多く名前を見ることができます。

キリスト教では、ロザリオに多く使われてきました。

オニキスは古くから、宗教と密接な関係を持っていたパワーストーンです。

古代ローマ時代には、カメオやインタリオに多く用いられ、大変尊ばれたそうです。

ローマの将軍プブリウス・コルネリウス・スキピオは、サードオニキスを好んで身につけていたそうです。

アールデコジュエリーが作られた、1920年代のフランス宝飾界では、東方的な美への傾倒もあり、エナメル技法、珊瑚、マザーオブパール、オニキスが注目を集めました。

当時のジュエラーはオニキスを好んで取り入れ、アールデコ期に最も愛された宝石の一つだそうです。

オニキス産出国・産地

オニキスの産出地は、世界数多くの場所となっています。

アメリカ、アルゼンチン、イギリス、インド、ウルグアイ、オーストラリア、サウジアラビア、

パキスタン、ブラジル、チェコ、中国などです。また日本では北海道などで見つかっています。

特徴・特性

一般的なオニキスの印象は、漆黒でクールな天然石。

オニキスというと大抵の人は、ツヤツヤなブラックオニキスを思い浮かべると思います。

ですが実際は、カルセドニーに属するアゲート(縞瑪瑙/シマメノウ)の1種。

ここで疑問が?

ブラックオニキスに、縞模様はないですよね??

本当にアゲート(縞瑪瑙/シマメノウ)の一種なんでしょうか?

皆さんが、普段目にするオニキスには縞模様が無いと思いますが、実際には白い縞模様があるのがオニキスです。

ですが、普段、皆さんが目にしているオニキスは真っ黒なツヤツヤの石ですよね?

ほとんどの場合は、ブラックカルセドニーという名前の石です。

真っ黒なカルセドニー=オニキスというイメージが定着しているのが現実です。

オニキス名称由来

そもそも、オニキスという名前の由来は、縞模様からきています。

アゲート(縞瑪瑙/シマメノウ)の縞の白い部分を指して、人の爪の根元にある子爪(白っぽい部分)に例えて、

ギリシャ語で爪という意味の「onyx(オニュクス)」語源となっています。

アゲート(縞瑪瑙/シマメノウ)には黒や赤系、オレンジ、茶色、グリーンなど様々な色が有ります。

特徴は独特の縞模様で、赤い色のアゲート(縞瑪瑙/シマメノウ) がサードオニキス、黒い色のアゲート(縞瑪瑙/シマメノウ) がブラックオニキスです。

大抵は、「縞瑪瑙/シマメノウ」の名前通り縞があるのが普通です。

本来の姿の縞模様石が、「オニキス」とされていたら、良く知らないと「これはどういう事だ?」となっちゃいますよね。

結構、複雑な事情のあるオニキスでして、逆に言えば、縞の無いブラックカルセドニーがオニキスとして認められているのが現状です。

古代エジプトの時代から、色を補強したり改善するため染色、現在で言うトリートメントが行われてきました。

市場で流通している大半のブラックオニキスは、人工的に着色されたものというのが現状です。

クールでシックな印象のブラックオニキスが人工的に作られたかと思うと、ちょっとガッカリ感が有りますが、

だからといって、ブラックオニキスの魅力が薄れることは全くありません。

オニキス 宝石言葉・意味

宝石言葉は 「遠からぬ成功」
意味は「本来持っている才能を目覚めさせて、成功に導く」

※8月15日の誕生日石

 

お手入れと保管方法

日々のお手入れ

使用後、汚れていないように見えても皮脂などが付着している場合もありますので、柔らかい布などでやさしく拭いてあげることをお勧めします。そうすることで長く美しい艶を楽しむことができます。

汚れが目立つ時の対処法

食器用洗剤などを使用し中性洗剤を水に溶かし、柔らかめの歯ブラシなどにつけてやさしくこすります。

汚れを取ったあとは、しっかりと水洗いをして乾いた布で完全に水分を拭き取ってください。

紫外線に弱い性質であるため、太陽光などの届かない冷暗所に保管することをおすすめします。

また水分を吸いやすい性質を持っていますので、つけおき洗いはしないでください。

オニキス 価値と基準

ブラックオニキスの価値基準としては、色むらが無く色が均一に入っているもの、また、他の宝石と同じで、大きさカットの美しさも考慮されます。

ポピュラーで産出量も多く、ハイブランドのお品物は別として、手頃なお値段で入手可能な製品が多いのも魅力の一つです。

ルースであれば数百円~ 購入可能だと思います。

カラーリングがシンプルな黒のため、男女を問わず人気のオニキスです。

モノトーンコーデや、職場などの派手過ぎないコーデが必要な時もオニキスのジュエリーはしっくり馴染みます。

古代から現在に至るまで、パワーストーンとして、また宝飾品として、世界を魅了してきたオニキスを手に入れてみてはいかがでしょうか?

天然石を身に着けるのは、自分の魅力を引き出す一つの方法です。

オニキスを手に入れたら、是非大切に扱って、大地の恵みを長く楽しんでください。

 

オニキスの価値をご紹介しましたが、御不明な点等ありましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

RiZでは専門の鑑定士が常駐しております。

お手持ちのオニキスが、現在どれくらいの価値があるのか、一度、把握されてみてはいかがですか?