ブランドバッグのサブスクって実際どう? バッグを持たないという選択肢について
ブランドバッグはサブスクで利用するという方が増えてきました。もはやブランドバッグは所有するのではなく、レンタルで利用する時代となっているのです。そこで、ブランドバッグのサブスクについての概要や、使うメリット・デメリットを解説していきます。
サブスクが流行中
「サブスク」という言葉をご存知でしょうか。サブスクリプション(subscription)の略で、定額料金を払うことで一定期間あるサービスを利用するという仕組みのことを指します。
例えば音楽。好きな音楽を聞きたいとき、今までであればCDを1枚ずつ購入、もしくはレンタルする方法が一般的でした。しかし今では音楽のサブスクに登録することによって、そのサービスが網羅している曲をすべて聞き放題にしておくという方法が多くの人に活用されています。
その他にもお酒、雑誌、飲食店など、個々人のライフスタイルや趣味嗜好に合ったさまざまなサブスクサービスが台頭してきました。そうして、サブスクというサービスが日常化してきているのです。
ブランドバッグもサブスク化
そんな中、アパレル系のサブスクについてもさまざまなサービスが考案されてきました。特に人気なのが「ブランドバッグのサブスク」。定額料金を支払うことによって、期間内にブランドバッグを使い放題になるといったもの。つまり、ブランドバッグを購入しなくても、好きなデザインのブランドバッグを身につけられるようになるのです。
ブランドバッグのサブスクサービス一覧
ではブランドバッグのサブスクには、どのようなサービスがあるのでしょうか。代表的な2つのサービスをご紹介します。
Laxus(ラクサス)
取扱ブランドが多いことから人気のサブスクサービス。
サービスによってはブランドによって利用料が変わるものもあるのですが、ラクサスは全ブランド同じ料金でレンタルできるのが魅力的。バッグ以外のファッションアイテムはありませんが、さまざまなブランドのバッグを試したい方におすすめです。
SHAREL(シェアル)
ブランドバッグだけでなく、時計やジュエリーなどもレンタルできるサブスクサービスです。なんとレンタル期限は無期限。気に入ったアイテムは長い期間使用することができます。取り扱っているブランド数も多く、知名度の上がっているサービスと言えるでしょう。
ブランドバッグサブスクのメリット
ブランドバッグをサブスクでレンタルすることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
安くブランドバッグを利用できる
まずメリットとして挙げられるのは、安価な月額料金でブランドバッグを利用できること。数十万円するブランドバッグが、月額数千円で使えるのです。まとまったお金がなくても憧れのブランドバッグを使えるのは嬉しいですよね。
いろいろなブランドのバッグを利用できる
また、いろいろなバッグを使えるのも大きなメリットのひとつ。高級ブランドのバッグをどんどん買い換えるのは一苦労です。サブスクを利用していれば、気軽にバッグの交換ができるので、さまざまなブランドのバッグを身につけることができます。例えば、「どうしても次のディナーにはあのバッグを身につけたい!」と思ったとき、そのためだけに高級ブランドのバッグを買うのはもったいないと感じるかもしれません。しかし、レンタルなら1回使うだけということも簡単にできてしまうんです。
購入前のお試しにも
購入前にバッグの使い勝手を試せるということもメリットといえるでしょう。バッグの重さや大きさ、ファッションへの合わせやすさなどは、一定期間使ってみなければわからないこともあります。せっかく買ったのになんだか思ったのと違った…とならないために、レンタルで一度使ってみるということができるのです。
ブランドバッグサブスクのデメリット
メリットばかりに見えるブランドバッグのサブスクですが、デメリットもいくつか存在します。
所有品にならない
まずは、レンタルである以上、自分のものにはならないということ。もちろんバッグを購入するよりも大幅に安い価格でレンタルできますが、そのバッグはいずれ返却をするもの。自分の手元には残らないため、1つのアイテムを長く使いたい人には向いていないかもしれません。
空きがないバッグは待つ可能性がある
また、好きなバッグをいつでもレンタルできるわけではないというデメリットも。ブランドバッグのサブスクサービスは、それぞれのバッグに一定の在庫数を抱えています。抱えている在庫すべてレンタルされてしまっている場合は、予約をするなどして利用まで一定期間待たなければならないのです。人気のあるバッグをすぐに使いたい、新作をすぐに試したいという場合は、希望が通らないこともあるでしょう。
ブランドバッグは持たない時代へ
デメリットもいくつか存在するものの、多くの利用者から支持を受けているブランドバッグのサブスク。これまでブランドバッグはそれなりの金額を払わなければ使えないものでしたが、サブスクの台頭により数千円という金額で日常的に利用できるようになりました。
今後は少し使ってみたいといったブランドバッグは、サブスクでの利用が一般化していくかもしれません。そうなれば、あまり出番のないようなブランドバッグは持っておく必要がなくなってきます。使用頻度の低いブランドバッグはサブスクで賄い、あまり使われていない手持ちのバッグは買取に出すという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。